門柱には、表札やインターフォンンなどさまざまな機能を付けられますが、中でも照明は非常に種類が多く、どんなものを付ければいいか迷ってしまうかもしれません。門柱に付ける照明によって雰囲気が大きく変わるため、我が家らしい玄関を考えながらコーディネートするのがおすすめです。
門柱に照明を付ける3つのメリット
まず、そもそも門柱に照明を設けることにどんなメリットがあるかを考えてみましょう。
門柱に照明を付けるメリット① 暗い時間帯でも表札がわかる
周辺に店舗がなかったり、街灯が少なかったりする地域では、自宅前が暗がりになってしまっていることもあります。せっかくの表札も夜は見えにくく、宅配便や郵便配達の人などが迷ってしまうかもしれません。
門柱に照明を設ければ、ちゃんと表札を確認できるようになります。
門柱に照明を付けるメリット② 自宅や街の防犯に役立つ
門柱に照明を付けると自宅や街の防犯にも役立ちます。
- インターフォン応対時に顔がわかり、不審者が敷地内に入り込む事態を防げる
- 遠くからも門周辺の人影が見えることで、、泥棒や痴漢などの犯罪者に避けられやすい
- 外灯として使える。自宅前の道路を明るく照らすため、誰でもが安心して通れる
暗闇は周りがよく見えず、犯罪者にとって好都合になってしまいますが、照明があればスポットライトを浴びているようによく見えるようになります。空き巣や痴漢といった犯行を抑止し、また、夜でも安心して通行できる環境づくりにも貢献できます。
門柱に照明を付けるメリット③ 自宅に美しさや彩りを添えられる
門柱に照明を設けると、自宅に美しさや彩り、華やかさを添えられます。
門柱全体を明るく照らす「ウォールタイプ」なら、離れた場所からでも目立ちますし、細長いサインポールなら、一筋のまっすぐな光を照らしてくれます。ヨーロッパの街灯のようなレトロなタイプの照明もあり、家の壁やエクステリアとの調和も考えながら、好みのコーディネートが楽しめます。
門柱につけられる照明はさまざま
門柱に付けられる照明には内蔵式と外付け式があり、周囲の明るさに応じて点灯・消灯できる照明もあります。
門柱の照明タイプ① 内蔵式の照明
門柱に内蔵されている照明は、大きく以下の2種類に分かれます。
- 表札部分を中心に照らすタイプ
- 門柱全体が光る「演出照明」
「表札部分を中心に照らすタイプ」には、少ない電力で表札を視認できるようになる効果があります。
「演出照明」は、おしゃれな雰囲気で門柱を演出できるでしょう。
門柱の照明タイプ② 外付けの照明
外付け式には以下のような照明があります。
- 電球(角型)
- 電球(丸型)
- 下向き
- 外観がガス灯に類似したタイプ
角型や丸型のタイプは、遠くからでも見やすいことが特徴です。角型はかっちりとした印象を、丸型は柔らかい印象を与えます。下向きの照明は表札など特定の位置だけをピンポイントに照らしたい場合に向いています。
外観がガス灯に類似したタイプは、レトロな印象を与えます。デザインにこだわった門柱やエクステリアに合わせるのがおすすめです。
門柱と照明の組み合わせ
ここからは、YKK AP製品を用いた代表的な門柱と照明の組み合わせを紹介します。
門柱と照明の組み合わせ① シャローネ機能門柱1型+照明4V型、4VA型
シャローネは、デザイン性の高さが特徴です。
機能門柱には、街灯をイメージした「4V型」と「4VA型」を付けることができ、どちらもガス灯を思わせるレトロで美しい雰囲気で、ヨーロッパ風の住宅によくマッチします。
4V型と4VA型の違いは、暗くなると自動で点灯し8時間後に消灯する「明かりセンサー」機能の有無です。4V型にはこの機能がありません。
門柱と照明の組み合わせ② ルシアス機能門柱B01 型+照明17型
ルシアス機能門柱B01型には、オプションで「17型」と呼ばれる照明を設置できます。
17型は上を照らさず、下(例えば表札だけ)をピンポイントで照らせるのが特徴です。
LEDを使っているので、電気代も節約できます。
門柱と照明の組み合わせ③ ルシアスウォール05型 演出照明Sタイプ
ルシアスウォールは、幅が80cm~1mと幅広であることが特徴です。
「05型」は、大部分が透過パネルでできており、演出照明を設置することで、夜でもウォール全体が明るくなります。広い面積を明るく照らしてくれるので、安心感を与えるとともに、おしゃれな雰囲気も演出できます。
門柱と照明はセットで我が家らしい玄関を演出。施工店への相談もおすすめ
門柱と照明の組み合わせによってさまざまな雰囲気を演出できるので、周囲の環境に調和した組み合わせを選びましょう。
門柱を決めるときには、照明も一緒に、我が家に合う玄関の演出イメージを考えましょう。また、施工店に相談するのもおすすめ。適切な提案をもらえます。