夜間照明で防犯、不審者の侵入を阻止!

警察が提唱する「防犯四原則」というものがあります。ドロボーが嫌うもの・苦手としているものをわかりやすく示したもので、防犯対策として一定の効果があると言われています。

  1. 複数のカギなどを設置することで侵入に『時間』がかかりそうだと思わせる
  2. 警報機を設置したり砂利を敷くことで『音』により異常を知らせる
  3. 防犯カメラやご近所の『目』で住宅を見守る
  4. 『光』で照らすことで人目につくリスクを増やす

の4つです。なかでも今回は、日没が早くなり暗い時間が長くなるこれからの季節には考えたい『光』の防犯対策について考えてみたいと思います。

防犯には、一晩中灯す常夜灯が効果的

外が暗くなった時間帯、多くの家々には窓に明かりが灯り、中に人がいることがわかります。そんな中、どの窓にも明かりはなく、玄関ポーチなど屋外灯もすべて点灯していなければ、誰しも「あれ?今日は帰りが遅いのかしら?」などと思いますよね。つまり、灯りが点いているかどうかが、 人がいるかいないかの判断材料になってしまうわけです。

留守中に泥棒に入れられる被害を防ぎたいのはもちろんですが、それよりも怖いのが、家のなかにいて鉢合わせになること。そのため、家にいる時は暗くなったら玄関灯や門扉灯を点ける、遮光カーテンなどで窓からの光を遮らないなど、「在宅していること」をアピールする方がいいでしょう。

できれば、寝る際にも、玄関灯や門扉灯は点けたままにしておきたいものです。就寝時に消すと、「住人が寝たから、この後なら侵入しても気づかれない」と思われる恐れがあるからです。

LED照明なら省エネ、お財布にもやさしい

電気代のことを考えると、防犯のためとはいえ、一晩中電気を点けっぱなしにしておくことに抵抗を感じる人もいるかもしれません。でも最近は、白熱電球に代わって、省エネ性能が高いLED電球が使われ電気代は安く済むようになりました。食卓のようにとても明るく照らす必要はありませんから、その意味でも電気代を抑えられますね。

例えば、あるデータによるとLED電球を1年間使用した場合の電気代を「1」とすると、電球型蛍光灯は「1.4倍」、白熱電球は「6.9倍」になるそうです。もちろん、LED電球は白熱電球よりも高価です。しかし、白熱電球の20倍以上とも言われるLED電球の寿命を考えると、お得な買い物ではないでしょうか。

LED電球 電球型蛍光灯 白熱電球
購入価格 1とした場合 約4.9倍 約8.9倍
電気代 1とした場合 約1.4倍 約6.9倍
寿命 1とした場合 約4倍 20倍以上

※上記の比較は、一般的なデータです。個々の製品や使用状況等により異なってきます。

「あら、お得!だったら、今すぐ交換しなくちゃ!」――と、現在お使いの照明の電球をLED電球に交換したいところですが、いくつかの注意点もあります。

⇒ 密閉型照明器具は注意!

屋外灯の場合、電球が雨等で濡れないようカバーで密閉されている場合があります。この場合は、破損や発煙などの原因になりますので、密閉型器具に対応したLED電球をお選びください。

⇒ 断熱材施工のダウンライトは注意!

天井面に埋め込まれるように取り付けられたダウンライト照明は、断熱材施工をしている場合があります。破損や発煙などの原因になりますので、断熱材施工に対応したLED電球をお選びください。

⇒ 調光スイッチ回路は注意!

スライドレバーや回転ダイヤルなどで、明るさ調整ができる照明器具では、専用のものを使用しないと電子回路が損傷し異音や破損の原因になります。調光スイッチの回路が備えられた照明器具には対応していないものは取り付けないでください。

 

交換できるかどうか不明な場合は、メーカーや電器店などに相談することをおすすめします。

また、プロに工事を依頼した方がよい場合もありますので、それもあわせて聞いてみましょう。

もっと、防犯するには、センサーライトも効果的

さらに、防犯効果を高めたい場合はセンサーライトをおすすめします。センサーライトは人の動きを検知すると照明が点灯するようになっていますが、最近の機種には警報音やまばゆいフラッシュを発する機能を備えたものなども販売されています。また、動きに反応するセンサー以外に、熱に反応するセンサーを備えたものもあるようです。

では、このセンサーライトはどこに取り付けると効果的かというと――

  1. 人目に付きにくい場所の窓や出入り口(勝手口)付近
  2. 人目に付きにくい家の周囲で、動線となるような場所
  3. 塀などに登って侵入しそうな2階のベランダや窓

お住まいとその周囲をよく見て、侵入しやすそうな場所のめぼしを付けておくと良いでしょう。

ただし、設置にあたっては、隣家に迷惑がかからないよう注意をする必要があります。特に、都市部のように近接して家が建つ場合は、以下のようなことに充分な配慮を行なわなければいけません。

  • センサーライトの灯りが隣家の居間や寝室などを直撃しないかどうか確認する
  • 犬や猫、木々の揺れなどに反応しないよう、設置角度を調整する
  • 点灯時に高温になるライトの場合、燃えやすいものに触れないことを確認する
  • 手の届く高さよりの高い位置に設置し、子どものいたずらを防止する
  • 設置する際はその旨をお隣にお知らせし、点灯時に迷惑になるようなら言ってほしいと伝えておくとトラブルが避けられます。

また、センサーライトの導入は、屋外の高所に設置することが多いため、機種選びや設置工事について、販売店にご相談すると良いでしょう。

玄関だけでなく門扉も。ダブル施錠で防犯効果アップ、リフォーム時に考えたい

『光』による対策では心もとないという方におすすめしたいのが門扉の防犯対策です。「防犯四原則」にもありましたが、複数のカギがかかり侵入に『時間』がかかると、あきらめる確率が高くなります。この『時間』の防止策としておすすめしたいのが門扉の施錠です。

夜、玄関ドアの施錠はしていても門扉の施錠はしていないお住まいは意外と多く、その理由は“めんどう”だからだそうです。そこでおすすめしたいのがカードやシールを近づけるだけで施解錠ができる電気錠付の門扉。一瞬で施錠できるのでとても便利です。なかでもおすすめは、玄関ドアと門扉を共通のカードキーで施解錠ができるタイプです。電気錠付の門扉をお考えの際は、玄関ドアのリフォームも一緒に検討して、便利さと防犯性向上を実現してはいかがでしょうか。

YKKAPの門扉・フェンス