庭を活用したジムで運動を楽しもう!これが、我が家のアウトドアスペースを使ったアイデア

庭を活用したジムで運動を楽しもう!これが、我が家のアウトドアスペースを使ったアイデア

家に居る時間が長くなるとどうしても運動不足になりがちに。今回は、ヨガや筋トレなど自宅で思い切り身体を動かすことができるスペース作りのアイデアをご紹介します。カギはアウトドア空間の活用にあります。我が家のジムで気持ちよく身体を動かしましょう。

家に居ると運動不足に?自宅でもストレッチ、筋トレ、ヨガ、ズンバを楽しみたい

庭を活用したジムで運動を楽しもう!これが、我が家のアウトドアスペースを使ったアイデア

自宅でも身体を動かしたい、でもスペースを確保するのが難しいという声も。

家に居る時間が長くなると、どうしても運動不足になりがちです。何となく足がむくんできた、知らない間に体重が増えていた、せっかくついた体力が落ちてきたなんて声も。運動不足の解消に、散歩やジョギングを始めたという人もいらっしゃることでしょう。

でも暑い時期に屋外で運動をするのは、熱中症の危険があります。日本の夏はどんどん暑くなっています。2020年より、環境省と気象庁が合同で「熱中症警戒アラート(試行)」を一部地域で実施、アラートが出た時には屋外での運動を中止しするように警告しています。

また夏の暑さだけでなく、雨が続いたり、雪が降ったりすれば、やはり屋外で運動するのは難しくなります。新しい生活様式が言われるこれからの時代、自宅でも身体を動かすことができるスペースがあるといいですよね。好きな時にいつでも身体が動かせるようになります。

最近ではストレッチや筋トレ、ヨガやズンバなどのレッスンをオンラインで受けられるような仕組みが増えています。大きなテレビ画面の前で受けるレッスンはとても分かりやすく、ジムに行かずに家で運動をしたい人に好評なのですが、困るのが身体を動かすスペースが十分に取れないこと。

テレビの前にはソファーがあって身体が思うように伸ばせない、リビングの一角でやると片付けが大変、筋トレのための器具の置き場がない、中には踊っていたら家具に身体をぶつけてしまったなんて声もあります。

そこで自宅でも気持ちよく運動ができるようなスペース作りを考えてみましょう。ちょっとした住まいづくりの工夫で、我が家で思い切り身体が動かせるようになります。

自宅でヨガや筋トレなどをするスペースを作るには?広さや気になる騒音対策

庭を活用したジムで運動を楽しもう!これが、我が家のアウトドアスペースを使ったアイデア

身体を動かすためのスペースを確保しましょう。飛び跳ねることもあるなら、床の振動対策もしておくと安心です。

家の中で身体を動かすためのスペースは、運動の種類によって変わります。人気のヨガは、ヨガマットを敷くことができる大きさ、1.8m×60㎝が最小面積ですが、ぎりぎりの広さでは手や足を周囲にぶつけてしまうことも。やはり余裕を持って、2m×1.5m程度は確保しておきたいものです。

またヨガは心身ともにリラックスするためのものですから、壁や家具でぎっしりと囲まれているとどうしても窮屈な雰囲気になってしまいます。窓から景色を眺めることができたり、植物を置いたりなど、リラックスできる環境を整えるようにすると、気持ちよくヨガが楽しめます。

ズンバなどのダンスの場合は、手足を大きく広げ、また大きな動きをするほうが運動効果が高いため3畳程度は必要でしょう。

筋トレは使う器具によって必要な広さが異なります。マシンを使う場合は4畳半程度を確保すると快適に運動ができます。また重量がある器具を設置する場合は、床が沈まないように、床補強をしておくと安心です。

これらのスポーツで気になるのが音と振動の問題です。一戸建てでも、室内で運動をするとかなりの音と振動がするので、床にマットを敷くなどの対策をしておきましょう。ちなみにマンション用の一般的な防音フローリングでは、人が足を踏みしめる時に出るドスンという衝撃音の軽減は難しいので注意しましょう。

こんな風に考えていくと、家の中で身体を動かすのはやっぱり難しい?と思いがちですが、実は運動するのにぴったりのスペースがあります。それが庭を活用した半屋外の空間です。

半屋外のアウトドア空間を活用して、我が家のジムで気持ちよく運動しよう

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室内から続く半屋外のスペースがあれば、自宅で気持ちよく運動をすることができるスペースになります(ソラリア)

庭にテラス囲いを取り付ければ、晴れの日も雨の日も、暑い日も寒い日も思い切り運動が楽しめるスペースが作れます。室内から続く半屋外のスペースは、風と光が気持ちよく、四季折々の我が家の植物たちを眺めながら身体を動かせる贅沢なプライベート運動スペースになります。

ここなら家の中の散らかりを気にすることもありませんし、片付けもラクラク。身体をぶつけたり、家族の人目を気にしたりすることもありません。

早朝の朝日の中でヨガを楽しむのもよし、月明かりの下で筋トレに励むもよし。天気のいい日は、窓やドアを開け放って、さわやかな空気の中で、身体を動かすのもいいですね。深呼吸をしながらストレッチをするだけでも、身体がのびのびと解放されそうです。

庭を活用したジムで運動を楽しもう!これが、我が家のアウトドアスペースを使ったアイデア

半屋外のスペースは、屋根と囲いの組み合わせで作ることができます。
色やデザイン、ドアの開き方にも様々なバリエーションがあります。(アフタールーフ)

床はウッドデッキでも、フローリングでも、あるいは、重量に耐えられるようしっかりとした基礎の床にするのもいいですね。我が家の運動事情に合わせて計画しましょう。仕上げには柔らかいマットを敷くと身体に負担がかかりません。

コツは夏でも涼しくいられるよう、暑さ対策をしておくことです。天井に折り畳み式の天井カーテンを取り付けておけば、日差しを和らげてくれ、日焼けの心配もありません。

庭を活用したジムで運動を楽しもう!これが、我が家のアウトドアスペースを使ったアイデア

天井に日よけのカーテンを取り付ければ、夏の日差しをカットして快適な環境にしてくれます。
囲いの部分にはロールスクリーンの取り付けもできます(ソラリア)

隣家との距離があまりない場合は、目隠しとして囲いにロールスクリーンを取り付けるといいでしょう。このような半屋外のスペースは雨の日の洗濯物干し場にもなりますから、外からの視線を気にすることなく洗濯物が干せます。

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囲いの部分を折れ戸にすることもできます。フルオープンにできるので、庭と一体化したスペースになります。
こちらは足元の目隠しを取り付けたタイプ(ソラリア)

半屋外のアウトドアスペースがあれば、自宅で運動が思い切り楽しめるようになります。もちろん家族の憩いの場として、洗濯物干し場としても役立ちます。庭を上手に活用して、毎日を更に快適に便利に、そして活き活きとお過ごしくださいね。

 

著者プロフィール

庭を活用したジムで運動を楽しもう!これが、我が家のアウトドアスペースを使ったアイデア

Yuu(尾間紫)
一級建築士/インテリアプランナー/インテリアコーディネーター/マンションリフォームマネジャー

長年リフォーム業界の第一線で、数多くの住宅リフォームの相談、プラン設計、工事に携わってきた経験から、本当に価値あるリフォームについて皆さまにお話します。過去を繕うものではなく、未来の暮らしを創る「リライフのリフォーム」を提唱。実践的なリフォームのノウハウを、テレビや雑誌、新聞連載、講演などを通して発信中です。著書に『リフォームはこうしてやりなさい(ダイヤモンド社)』など。Webサイト「リフォームのホント・裏話」(http://www.ne.jp/asahi/net/rehome/)でリフォームの実践的なノウハウを公開中