ウッドデッキの素材別の掃除方法と注意点をご紹介

ウッドデッキの素材別の掃除方法と注意点をご紹介

気持ちの良い風や日光を感じられるウッドデッキは、庭を楽しむ多くの人のあこがれの存在です。でも、作ったときにはきれいだったウッドデッキも、使い続けるうちに見映えが悪くなってしまいます。ウッドデッキを美しく保つ秘訣はやはり日ごろの掃除。ウッドデッキは天然木と人工木に大別できますが、素材によって適切な掃除方法が異なります。本記事ではウッドデッキの掃除方法を素材別に紹介し、掃除の注意点を解説します。使用する道具はスーパーやドラッグストア、ホームセンター、100円ショップなどで入手できます。

ウッドデッキをこまめに掃除するメリット

ウッドデッキの素材別の掃除方法と注意点をご紹介

自慢のウッドデッキを少しでも長く快適に使い続けるには、こまめな掃除を欠かさないようにしましょう。掃除によって次のような得られるメリットを得られます。

  • 清潔な状態を保てる
  • ウッドデッキの変色や色ムラを抑えられる
  • ウッドデッキが長持ちする

特にウッドデッキに汚れがついたときは、早めに掃除してください。汚れが付いてすぐなら落としやすく、ウッドデッキ全体に悪影響を及ぼすことも抑えられます。ただし、掃除したからといって、ウッドデッキが退色してしまうことは防げません。退色は自然現象なので受け入れるしかないのですが退色が気になる場合は、定期的に塗装を行いましょう。

素材別・ウッドデッキの掃除方法

ウッドデッキの素材別の掃除方法と注意点をご紹介

ウッドデッキは素材により、掃除方法が異なります。ここからはハードウッド、ソフトウッド、人工木の3種類について、どのように掃除すればよいか確認していきましょう。

ハードウッド

ハードウッドは、イペやウリン、セランガンバツなどの総称です。ハードウッドのウッドデッキは、掃き掃除が基本になります。ほうきを使って落ち葉やごみ、砂、ほこりなどをこまめに落とし、清潔で快適なウッドデッキを保ちましょう。汚れてしまった場合は、デッキブラシを使ってこすり落としてください。こびりついた汚れは、中性洗剤も使えますが、サンドペーパーでこすり落としましょう。カビが出た場合は、塩素系の漂白剤を、また、汚れの範囲が広い場合は、高圧洗浄機を使用します。

ソフトウッド

ソフトウッドはスギやヒノキ、サイプレスやレッドシダーなどの総称です。ソフトウッドの清掃にも、ハードウッドと同じようにほうきや掃除機が使えます。特に汚れがひどい箇所は中性洗剤やデッキブラシでしっかり落としましょう。ただしソフトウッドは柔らかいため、床板を傷めないよう注意してください。

人工木

YKK APの「リウッドデッキ」に代表される人工木のウッドデッキは、天然木のものより簡単に掃除できます。普段は、ほうきやちり取り、掃除機だけでOKです。汚れがこびりついてしまった場合は、次の方法で落とせます。

  • 中性洗剤を使って、汚れを落とす
  • デッキブラシやたわし、サンドペーパーを使って汚れをこすり落とす

注)リウッドは再生木・人工木・樹脂木などとも呼ばれてます。YKK APでは「リウッド」と表記、商品名は「リウッドデッキ」です。
「リウッド」(再生木)は色あせがしにくい「再生木」でできているので美しい色が長持ちするのが特長。天然木と比較して耐候性、耐腐朽性、耐水性に優れているため長期間にわたり快適にお使いいただけます。

詳細は「天然木よりもラク、「リウッドデッキ」の掃除・お手入れ方法~汚れ別編」記事をご参照ください。

ウッドデッキを掃除する際のポイントや注意点

ウッドデッキの素材別の掃除方法と注意点をご紹介

ウッドデッキを掃除してきれいな状態を保つためのポイントや注意点を解説します。

基本は日々の掃き掃除

ウッドデッキの掃除の基本は、日々、掃き掃除を行うことです。床板の表面はもちろん、板と板のすき間には、ちりやほこりがたまりやすいため、しっかりかき出しましょう。すき間に挟まってなかなか取れないごみは、ピンセットなどを使って取り除きます。

酸やアルカリが強い洗剤や有機溶剤は使わない

汚れがこびりついてしまったときは、中性洗剤を使いましょう。強い酸性やアルカリ性の洗剤、有機溶剤は、ウッドデッキが変色・劣化するおそれがあるため避けてください。

漂白剤を使う場合は、塩素系と酸素系を混ぜないよう要注意

中性洗剤で落ちない汚れは、塩素系の漂白剤で落としてください。漂白剤を使う際にはマスクや手袋を着用し、使用後はよく洗い流してください。また、塩素系のものと酸素系のものを混ぜて使うと塩素ガスが発生して危険なので、厳禁です。酸素系の製品には漂白剤以外のものもあるため、ラベルに「まぜるな 危険」という表示がある製品とは併用しないでください。

洗剤や漂白剤を使った後はよく洗い流す

中性洗剤や漂白剤で汚れを落としたら、よく洗い流してください。床板の表面に洗剤などが残っていると、ウッドデッキが変色してしまうおそれがあります。変色してしまうと再塗装しなければ元のようには直りません。

天然木は使い始めに木材の灰汁が染み出る場合がある

ハードウッドやソフトウッド製のウッドデッキでは、設置後3カ月程度、雨が降るたびに灰汁(あく)が染み出てくる場合があり、これは天然木の特徴で避けることはできないのですが、家の土間などに付着してしまうことがありますので困ります。洗剤や漂白剤を活用し、早めに取り除くようにしてください。

高圧洗浄機を使う場合は板を傷めないよう注意を

高圧洗浄機を使う場合は、床板を傷つけるように注意しましょう。まずは控え目な水圧から始め、板を傷めないように優しく洗浄してください。特にソフトウッドは木がえぐれてしまいやすいので、慎重に作業しましょう。

金属製のデッキブラシやスチールウールの使用を避ける

金属製のデッキブラシやスチールウールは使用しないほうがいいでしょう。これらは床板を削って傷つけるおそれがあるためです。特にソフトウッドは柔らかい素材ですから、金属製の道具は使わないようにしてください。

身近な道具を活用し、ウッドデッキをきれいな状態に保とう

ウッドデッキの素材別の掃除方法と注意点をご紹介

ウッドデッキの掃除には特別な道具や方法は不要です。道具は身近なお店で手に入れることができるものばかりなので、汚れたらすぐに掃除する習慣をつけましょう。ご自宅のウッドデッキがもし汚れていたら、本記事を参考にして、さっそく道具を揃えてください。面倒な場合は、まずは掃き掃除から始めることをおすすめします。

 

※記事内容は執筆時点のものであり、予告なく変更される場合があります。最新情報をご確認ください。