外構のデザイン性が低い、しょぼいと後悔しない方法「ショールーム相談会」のご紹介

外構のデザイン性が低い、しょぼいと後悔しない方法「ショールーム相談会」のご紹介

美しく手入れされた外構は、家の魅力や価値を高めることができますが、放置されたままの外構やデザイン性の低いしょぼい外構は、逆効果になることもあります。つまり、良い家に外構の良さは欠かせないのです。

この記事では、エクステリアの重要性を探り、住宅所有者が陥りがちな失敗例を紹介します。また、「ショールーム相談会」などで、エクステリアのプロに相談する必要があるケースについてや、どのプロを選べばいいかのヒントもお伝えします。「外構がしょぼい!」「こうれすればよかった!」と後悔したくない方は、ぜひ読んでみてください。

外構の良さは住宅の価値と魅力に欠かせない

外構や外壁、屋根、窓などの外観は、住宅の価値と魅力に欠かせない要素。最初に目にする外観は、建物に対する第一印象に大きな影響を与えます。不動産の観点から見ても、住宅の外観はその市場価値と売却可能性を決定するため、注意を払うことが重要です。

なかでも外構は、住宅の外観を構成する最も重要な要素のひとつです。上手にデザインされ、維持されている外構は、その家の魅力を大きく引き立てます。外構には、テラスまわり、庭まわり、バルコニーまわり、玄関まわり、車庫やカーポート、門扉や門柱、フェンスなどのエクステリアだけでなく、樹木、低木、花などの植栽、パティオや歩道といったランドスケープなど、さまざまな要素で構成されています。

特に、パティオやデッキなどの屋外リビングスペースは、家の外観を機能的かつ魅力的にすることができます。また、噴水や池などの水辺も、住宅全体の美観を向上させます。

その他、「外構のデザインは玄関ドアに合わせたい」「ガーデニングを始められる庭にしたい」など、エクステリアを考えることは、あらゆる年代の人が楽しめることになります。しかし、自分の理想の庭を作り、維持するのは大変なことですし、最初に何から手をつければいいのかわからないこともあります。だからこそ、陥りがちな失敗もあります。

外構で陥りがちな後悔を招く失敗例

今ではネットで検索をすれば、たくさんの外構やエクステリアのノウハウが書かれた記事があるので、色々と知ることができます。また、エクステリア製品自体もネットで購入しDIYすることも可能です。ですが、その方法はあなたにとって適したものでしょうか?

外構での失敗は、家の外観や価値に大きな影響を与え、修理するにも費用がかかることがあります。だからこそ後悔に繋がりやすいのです。ここでは、外構工事で陥りがちな失敗例をいくつかご紹介します。

間違ったエクステリア製品や材料を選んでしまう

エクステリア製品や材料にはたくさんの種類があります。人気や見た目のカッコ良さや値段だけで選んでしまうと、その地域の気候や気象条件に適していない製品や材料を選ぶことがあります。その結果、本来の目的を満たせなかったり、すぐに壊れたり傷んだりすることもあります。

メンテナンスを怠る

メンテナンスの方法を知らなければ、当然メンテナンスを怠ってしまいます。日頃や定期的な手入れを怠ると、劣化具合が早くなり、問題が生じやすくなるため、あとあと後悔する可能性が高くなります。

施工不良をおこしてしまう

外構の施工にはコンクリートなど難しい部分もあります。たとえば、自分でネットやホームセンターで材料を手配して、外構工事や設置などのDIYをしたりすると、気付かないまま施工不良になっている可能性もあります。施工不良から故障の原因となり、交換や修理に費用が余計に掛かってしまいます。

デザインの原則を無視してしまう

魅力的な外構を作る上で、バランス、プロポーション、スケール、色合いなどのデザインの原則は大事です。これらの原則を無視して好き勝手作ってしまうと、アンバランスなデザインや、しょぼい外構になり、住宅の外観全体や生活の質にも悪影響を及ぼしてしまいます。

後悔を招く失敗例はこれら以外にもありますが、外構は一定以上のものを求めようとすると、その分費用が掛かります。勢いに任せてしまい、施工後に後悔しないよう、余裕を持って進めましょう。

ネットで色々と情報を検索して調べる方法もありますが、まずは庭のデザインや施工に詳しいプロにアドバイスを求めてみましょう。エクステリアの専門家は、お客様それぞれのニーズや好みに合わせてアドバイスや提案を行い、理想の庭づくりをお手伝いしています。

エクステリアのプロに相談するメリット

エクステリアのプロに相談しない場合、上記で挙げた失敗例に関連して、いくつかのデメリットに遭遇する可能性が高くなります。事前に相談すれば打ち消すことができるので、事前に相談することも考えてみましょう。

時間とお金について

外構やエクステリア製品、ガーデニングなど、知っておきたい庭の知識は幅広く、それだけにもし何も知らないで進めてしまうと、間違った方向に進んでしまいかねません。

事前に、専門家に相談することで、時間とお金の節約になります。なぜなら、余計な心配や悩み、コストの掛かる失敗を避け、どのエクステリア製品を外構や庭に取り入れるかについて、十分な情報を得た上で決定することができ、将来にわたって庭を最高の状態に保つことが可能になります。

植物の手入れについて

植物の正しい手入れ方法を知らない場合、水や肥料をやりすぎたりする可能性もあります。結果、植物の健康状態が悪くなり、生育不良、病気、害虫の発生、雑草が生えるなど、さまざまな問題を引き起こしてしまいます。

ですが、事前に相談することで、水や日光の量、土や肥料の種類など、庭に植える植物の知識を知ることができ、植物に最適な庭の手入れが可能になります。

外構や庭の見栄えについて

エクステリアのプロに相談しないまま、エクステリア製品や植物を選ぶと、互いを引き立たせられなく、結果、バラバラの外構や庭になってしまい、美観を損ねることがあります。

事前に相談することで、エクステリアの専門家として、住宅の外観、外構、庭まわりなどのお家全体を引き立ててくれ、美しくまとまったデザインに仕上げてくれます。

また、時間とお金の無駄、植物の健康状態の悪化、美観の問題などにつながります。なので、庭のことで何から始めたらよいかわからない場合は、必ずエクステリアの専門家に相談することをお勧めします。

エクステリアのプロは、専門的な知識や豊富な経験から、お客様一人ひとりのニーズや好みに合わせて、個別のアドバイスや提案をしてくれます。また、永く良い状態で維持するためにどうすればいいかを教えてくれる重要なアドバイザーでもあります。初心者でも経験者でも、専門家に相談することで、自分たちが思い描く以上の庭を実現することができるのです。

さらに、実用的なメリットだけでなく、庭のことに情熱を注ぐプロと一緒に、庭を考えることで、新しい知識や考え方を学び、時間を掛けて、自分だけの庭をつくることができます。

これから外構周りをつくっていきたい、ガーデニングを始めたいなど、おうちの庭をもっと良くしたいとお考えなら、成功に必要なサポートをしてくれるエクステリアのアドバイザーと一緒に歩んでいけば、充実した庭を作ることができるでしょう。

どんな時に相談するの?誰を選んだらいいの?

特に、庭をお持ちの方の中にも、ガーデニングを趣味として楽しんでいる人もいれば、手入れができておらず大変な思いをしている人もいるかもしれません。

まずは、エクステリアのプロに相談する必要がありそうなサインをいくつかご紹介します。

エクステリアのプロに相談する必要があるサイン

大規模な外構工事を計画している

特に、庭を大きく変えようと考えているなら、エクステリアのプロに相談するのが一番です。あなたの要望や予算に合った、デザイン・素材・施工を提案をしてくれます。

庭の手入れが大変な方

時間がない、知識がないなどの理由で庭の手入れが難しい場合は、庭の状態を見て、庭づくりやメンテナンス軽減などのアドバイスやサポートをしてもらえます。

外構や庭の現状に不満がある。

外構や庭の見た目や機能に不満がある場合、デザインの見直しや植物の選定など、全体の話から部分的な話まで、外構や庭をより良くするために必要な提案をしてくれます。

外構や庭づくりに関する知識や経験が不足している

外構や庭づくりの知識や経験が不足している場合は、ぜひ、エクステリアに詳しい専門家に相談するのがよいでしょう。専門的な知識や豊富な経験から、お客様一人ひとりのニーズや好みに合わせて、個別にサポートしてくれます。

エクステリアのプロを選ぶヒント

そして、エクステリアのプロに相談することを決めたら、誰を選ぶかも大切です。「安く見積もりを出してくれたから良い」「価格を値引いてくれたから良い」「近くにあるから」ではなく、ここでは選ぶためのヒントをいくつかご紹介します。

事例を確認する

会社のウェブサイトに掲載されている完成された事例や内容を見て、外構や庭づくりの考え方やデザイン、施工力、プランや提案力、社風などを確認しましょう。事例掲載数が多く、更新頻度が高いほど、多くの人から選ばれ、実績が多いことを示しています。

資格について調べる

エクステリアには、「造園施工管理技士」や「エクステリアプランナー」など、関連する専門的な資格があります。それらを基準に、担保された知識や経験を持っているか確認します。また、エクステリアの専門団体の会員であるかどうかも判断材料の一つになります。

クチコミを確認する

過去の顧客から紹介を受けたり、どんなところがよかったのか?どんなところが悪かったのか?など、ネット上の評判を調べたりして、人柄だけでなく業者としての仕事や工事の質、カスタマーサービスも確認しましょう。

候補者と面談してみる

いきなり依頼するのではなくて、事前相談するところから始めましょう。外構や庭について、あなたの抱えている問題や望んでいることを話し合い、そのコミュニケーション具合や印象、回答からも判断します。

庭のリフォームでは、特に、庭の手入れが大変な場合や、庭のデザインを大きく変えたい場合は、エクステリアのプロに相談することを検討してみてください。選ぶ際には、資格や経歴を調べ、実績や評判などを確認し、候補者と面談することを忘れないようにしましょう。注文住宅やリフォームの際、ハウスメーカーや工務店を比較検討して選ぶのと同じで、焦らずに複数のプロを比較検討することをおすすめします。

YKK APショールーム新宿で「お庭の相談会」を開催中

YKK APショールーム新宿では、定期的にサンケンプラネットによる「お庭の相談会」が開かれています。家を新しく建築される方や既に住んでいる家の庭をリデザインされたい方のためのプランニング、お困りごとの改善方法などを一緒に考えてくれる相談会の様子をご紹介します。

個別相談だから、細かいことも相談できる

外構のデザイン性が低い、しょぼいと後悔しない方法「ショールーム相談会」のご紹介

「お庭の相談会」は、定期的に開催されています。場所は新宿にあるTOTO・DAIKEN・YKK AP3社のコラボレーションショールームのなかの、YKK APブースの一角。セミナーのように一斉に始まるわけではなく、好きな時間に訪れて個別に対応してもらえます。予約は不要で、当日でも気軽に相談できます。

対応してくれるのは、サンケンプラネットの女性スタッフ。女性に限定しているのは、家や庭に関しては、女性の方が強いこだわりを持っているケースが多いからとの理由だそうです。もちろん、数多くの知識と経験を持つエキスパートばかり。楽しくおしゃべりを楽しむ感覚で、どんなことでも相談することができます。

相談会では、「ウッドデッキを付けたい」「ポストを取り換えたい」といったような目的がはっきりした相談はもちろん、要望が漠然としている場合や、庭全体についての相談も可能です。

「こんなふうな庭にしたい」という希望がある場合

新築時はもちろん、お子さんの成長や両親との同居などで家族構成に変化があると庭の使い方も変わってくるものです。車が増えたので駐車スペースを広くしたい、ガーデニングや家庭菜園を楽しみたい、子どもやペットが安心して遊べる庭にしたい、夜のライト照明が素敵な庭にしたいなど、便利で使いやすい庭にするための相談ができます。

「こんなことで困っている」という不満がある場合

新築時に希望に合わせて仕上げたはずの庭も、住み始めて2、3年すればいろいろと改善点が見えてくるものです。芝生の庭に憧れて敷き詰めたけどメンテナンスが大変、植栽が枯れてしまってそのままになっている、庭に水回りの設備を作らなかったので家庭菜園の水やりに苦労している、隣の家から庭が丸見えでせっかく作ったウッドデッキに出づらいなど、お困りごとを解消するための相談もできます。

もちろん、相談をしたからといって必ずしも施工を依頼しなければいけないというわけではありません。自分のやりたいことの予算感を掴むためや、将来リデザインをする際の参考にという目的で訪れても大丈夫です。

庭をリデザインするための金額の目安は?

庭のリデザインは一生のうちに何度も経験するわけではないため、相場がわからなくてなかなか思い切って、踏み出せないという声もよく聞きます。

どれくらいの金額でどんなことができるのか、だいたいの目安を伺いました。

◯30万円~ 植栽の剪定、ポストの取り替え、庭や玄関回りの照明の設置など
◯50万円~ 門扉の取り替え、フェンスの取り替え、ウッドデッキ設置、カーポートの設置、玄関アプローチの段差の解消など
◯100万円~ テラス屋根など

思っていたよりも手軽にできそうだと感じた人は多いのではないでしょうか。もちろん、庭の広さやどれくらいの製品を使うかによって、かかる金額には差がでてきます。さらに、エクステリアの場合は解体にも費用がかかるため、現状の庭の状態によっては金額に大きな幅が生じることは知っておきましょう。

相談会に持って行くといいものは?

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相談会には手ぶらで訪れてもいいのですが、もし、本格的にリデザインを考えているなら、スムーズに話を進めるために持って行くといいものがあります。

1.写真

あれこれと説明するより一枚の写真の方が伝わるものは多いものです。現状の建物と庭の写真を見せると、イメージの共有ができて具体的な話がしやすくなります。携帯やスマホでいいので、いろいろな角度から写真を撮って持っていきましょう。

2.図面

広さや奥行きなどを正確に伝えやすいのはもちろん、方角や陽のあたり方、部屋の中から庭どう見えるかまでわかってもらえます。実際に住んでいる人にとって、庭は外に出ている時間よりも、建物の中から眺めることが多いので、建物内と庭の関係がよくわかるよう、敷地全体と建物の間取りが一枚に収まっているものがあれば完璧です。

3.希望や、好きなテイストがわかるもの

広告や雑誌、ウェブサイトのプリントアウトなど、こんなふうな庭にしたいという希望がわかるサンプル写真を持って行くのもおすすめです。最近ならインスタグラムでもいいですね。具体的なプランでなくても、好きなテイストがわかるだけでもずいぶん伝わりやすいそうです。

相談会後、お庭のリデザイン着工までの流れ

相談会後、具体的に話を進めたい場合は、以下のような流れになります。

相談会

1~2時間かけてじっくり話をします。写真や図面を持参していない場合はGoogleマップなどを使って家の周辺の地形や道幅、建物の雰囲気などを見ることでイメージを共有するケースもあります。

現地調査

サンケンプラネットのスタッフが実際にお宅に伺って庭を確認します。写真撮影や図面をお借りすることもあります。

見積りと図面の提出

2週間ほどで見積りと図面を作成します。それをもとに再度打ち合わせを行い、具体的な製品の選択や、施工する箇所の調整を行います。

外構や庭をプロのアイデアで見直しませんか?

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サンケンプラネットのスタッフのお一人、佐藤さんは、「庭が変わると暮らしがずいぶん変わりますよ」と言います。

家屋に比べると庭は後回しになってしまいがちですが、もっとこんな庭だったらいいのにという不満やお困りごとを抱えたまま暮らしていくのは、意外にストレスがたまります。具体的に進めてみると、予算との折り合いの付け方も含め、プロのアイデアを借りることで、叶うこともたくさんあります。

取材協力:サンケンプラネット

YKK APショールーム新宿について

YKK APショールーム新宿(TOTO・DAIKEN・YKK APのコラボレーションショールーム)では、実物の商品の体感や、商品に関するアドバイス・ご相談を承わっています。プロのアドバイザーによる無料相談だけでなく、木造住宅のリフォームや新築向けとして、窓・玄関ドア・エクステリア、水廻り(バス・トイレ・キッチン)や室内ドア・フローリングなどの内装も展示しています。

場所は、東京都渋谷区代々木、JR南新宿ビルの8階にあり、新宿駅から徒歩5分と、千葉や埼玉からもアクセスは抜群です。休館日は毎週水曜日ですが、祝日や夏期休暇や年末年始にも休館する場合があるため、来館前には公式ウェブサイトの案内を確認することをおすすめします。また、駐車場が完備されており、お車でのご来店も大歓迎です。ただし、JR南新宿ビルの地下駐車場は有料となっていますので、ご利用の際は駐車場料金についても事前に確認しておくことをおすすめします。

庭のリデザインも計画したいと考えている人は、水周りや窓・ドアなどの家屋のリフォームの相談やショールームの見学にあわせて、ぜひ一度「お庭の相談会」に足を運んでみてください。

 

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