YKK APショールーム新宿では、毎週日曜日にESTINA(エスティナ)八王子店による「住まいとお庭の相談会」が開かれています。家を新しく建築される方や既に住んでいる家の庭をリデザインされたい方のためのプランニング、お困りごとの改善方法などを一緒に考えてくれる相談会の様子をご紹介します。
目次
個別相談だから、細かいことも相談できる

「住まいとお庭の相談会」は、毎週日曜日の10:00~17:00に開催されています。場所は新宿にあるTOTO・DAIKEN・YKK AP3社のコラボレーションショールームのなかの、YKK APブースの一角。セミナーのように一斉に始まるわけではなく、好きな時間に訪れて個別に対応してもらえます。予約は不要で、当日でも気軽に相談できます。
対応してくれるのは、ESTINA(エスティナ)八王子店の女性スタッフ。女性に限定しているのは、家や庭に関しては、女性の方が強いこだわりを持っているケースが多いからとの理由だそうです。もちろん、数多くの知識と経験を持つエキスパートばかり。楽しくおしゃべりを楽しむ感覚で、どんなことでも相談することができます。
相談会では、「ウッドデッキを付けたい」「ポストを取り換えたい」といったような目的がはっきりした相談はもちろん、要望が漠然としている場合や、庭全体についての相談も可能です。
「こんなふうな庭にしたい」という希望がある場合
新築時はもちろん、お子さんの成長や両親との同居などで家族構成に変化があると庭の使い方も変わってくるものです。車が増えたので駐車スペースを広くしたい、ガーデニングや家庭菜園を楽しみたい、子どもやペットが安心して遊べる庭にしたい、夜のライト照明が素敵な庭にしたいなど、便利で使いやすい庭にするための相談ができます。
「こんなことで困っている」という不満がある場合
新築時に希望に合わせて仕上げたはずの庭も、住み始めて2、3年すればいろいろと改善点が見えてくるものです。芝生の庭に憧れて敷き詰めたけどメンテナンスが大変、植栽が枯れてしまってそのままになっている、庭に水回りの設備を作らなかったので家庭菜園の水やりに苦労している、隣の家から庭が丸見えでせっかく作ったウッドデッキに出づらいなど、お困りごとを解消するための相談もできます。
もちろん、相談をしたからといって必ずしも施工を依頼しなければいけないというわけではありません。自分のやりたいことの予算感を掴むためや、将来リデザインをする際の参考にという目的で訪れても大丈夫です。
庭をリデザインするための金額の目安は?
庭のリデザインは一生のうちに何度も経験するわけではないため、相場がわからなくてなかなか思い切って、踏み出せないという声もよく聞きます。
どれくらいの金額でどんなことができるのか、だいたいの目安を伺いました。
〇30万円~
植栽の剪定、ポストの取り替え、庭や玄関回りの照明の設置など
〇50万円~
門扉の取り替え、フェンスの取り替え、ウッドデッキ設置、カーポートの設置、玄関アプローチの段差の解消など
〇100万円~
テラス屋根など
思っていたよりも手軽にできそうだと感じた人は多いのではないでしょうか。もちろん、庭の広さやどれくらいの製品を使うかによって、かかる金額には差がでてきます。さらに、エクステリアの場合は解体にも費用がかかるため、現状の庭の状態によっては金額に大きな幅が生じることは知っておきましょう。
相談会に持って行くといいものは?

相談会には手ぶらで訪れてもいいのですが、もし、本格的にリデザインを考えているなら、スムーズに話を進めるために持って行くといいものがあります。
1.写真
あれこれと説明するより一枚の写真の方が伝わるものは多いものです。現状の建物と庭の写真を見せると、イメージの共有ができて具体的な話がしやすくなります。携帯やスマホでいいので、いろいろな角度から写真を撮って持っていきましょう。
2.図面
広さや奥行きなどを正確に伝えやすいのはもちろん、方角や陽のあたり方、部屋の中から庭どう見えるかまでわかってもらえます。実際に住んでいる人にとって、庭は外に出ている時間よりも、建物の中から眺めることが多いので、建物内と庭の関係がよくわかるよう、敷地全体と建物の間取りが一枚に収まっているものがあれば完璧です。
3.希望や、好きなテイストがわかるもの
広告や雑誌、ウェブサイトのプリントアウトなど、こんなふうな庭にしたいという希望がわかるサンプル写真を持って行くのもおすすめです。最近ならインスタグラムでもいいですね。具体的なプランでなくても、好きなテイストがわかるだけでもずいぶん伝わりやすいそうです。
相談会後、お庭のリデザイン着工までの流れ
相談会後、具体的に話を進めたい場合は、以下のような流れになります。
相談会
1~2時間かけてじっくり話をします。写真や図面を持参していない場合はGoogleマップなどを使って家の周辺の地形や道幅、建物の雰囲気などを見ることでイメージを共有するケースもあります。
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現地調査
ESTINA(エスティナ)のスタッフが実際にお宅に伺って庭を確認します。写真撮影や図面をお借りすることもあります。
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見積りと図面の提出
2週間ほどで見積りと図面を作成します。それをもとに再度打ち合わせを行い、具体的な製品の選択や、施工する箇所の調整を行います。
先延ばしになってしまっている庭のリデザイン、今こそどうにかしませんか?

ESTINA(エスティナ)八王子店のスタッフのお一人、佐藤さんは、「庭が変わると暮らしがずいぶん変わりますよ」と言います。
家屋に比べると庭は後回しになってしまいがちですが、もっとこんな庭だったらいいのにという不満やお困りごとを抱えたまま暮らしていくのは、意外にストレスがたまります。具体的に進めてみると、予算との折り合いの付け方も含め、プロのアイデアを借りることで、叶うこともたくさんあります。
TOTO・DAIKEN・YKK APのコラボレーションショールームは、窓・玄関ドア・エクステリアだけでなく、水廻り(バス・トイレ・キッチン)や室内ドア・床など、さまざまな製品を一度に見ることができるショールームです。新宿から徒歩5分とアクセスも抜群。水周りや窓・ドアなどの家屋のリフォームにあわせて、庭のリデザインも計画したいと考えている人は、ぜひ一度「住まいとお庭の相談会」に足を運んでみてください。
取材協力:ESTINA(エスティナ)八王子店