使いづらくなっていた庭・外構を一新。家族の現在の暮らし方に合わせた機能とデザイン性アップを叶えたリフォーム|エクステリアリフォーム事例No.8

使いづらくなっていた庭・外構を一新。家族の現在の暮らし方に合わせた機能とデザイン性アップを叶えたリフォーム

庭や外構は家よりも手前にある部分。そのため、庭や外構を変えると、同じ家でも見え方はがらりと変わります。今回は、伸びすぎた植栽や駐輪スペースの確保といった機能面での悩みを解消しながら、まるで家ごと建て直したかのようにイメージを一新させた、リフォームの例をご紹介します。

悩みは伸び放題の生垣と、そのせいで使われていなかった庭スペース

使いづらくなっていた庭・外構を一新。家族の現在の暮らし方に合わせた機能とデザイン性アップを叶えたリフォーム|エクステリアリフォーム事例No.8

築13年。建てた当初はすっきりとしていたグリーンもずいぶん伸びて、縦長にとった窓のモダンな印象が薄れてしまっていました。

新築時には綿密に計画したつもりでも、年月が経つと、庭や外構が使いにくく感じてしまうことがあります。例えば、植栽が年々育ち、いつのまにか手に負えなくなることもあるでしょう。また、子どもが成長したり巣立ったりして、庭の使い方が変わることもあります。

愛知県のT様がリフォームを考えた理由も、まさにそうした理由でした。

元々の外構は、ハウスメーカーが手掛けたナチュラルテイストのもの。レンガや植栽などを使って仕上げられていました。近隣の区画の多くが同じハウスメーカーによる同様のテイストでしたが、こうしたナチュラルテイストの外構は、やはり植木のお手入れが大変です。また、もじゃもじゃと茂る生垣の裏側は陽が当たりにくく、その裏側にあたる空間は、庭としては活用できていない状態だったと言います。

もうひとつ、T様が苦労していたのが、自転車の駐輪スペースの確保。新築当時は小さかった子供たちも大きくなり、大人用の自転車が4台置けるスペースを欲しいと思うようになりました。車と車の間に止めると出し入れの際に車を傷つける恐れがあります。また、門の内側に止めるのは段差を乗り越える手間がかかり、毎日のこととなると面倒に感じていました。

そうしたさまざまな使いにくさをなんとかしたいと考えていたところ、書店でふと手に取った雑誌に載っていたのが柴垣グリーンテックの施工記事だったそうです。

リフォームだからこそ考えたいポイントとは?

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打合せをもとに提案したパース図。家のテイストに合わせて、外構もシンプルに。外構と家が一体となって、空間全体がランクアップして見えます。

柴垣グリーンテックでは新築だけでなく、リフォームの経験も豊富な会社。今回、T様邸を担当した柴垣さん(取締役社長兼デザイナー)が心がけたのは、以下の3点です。

1.家屋とテイストを合わせる

家屋がシンプルなデザインなので、エクステリアもシンプルモダンな雰囲気に。トータルで見た時に、家のテイストを引立てるデザインにする。

2.家族の今後の生活スタイルを考慮する

庭や外構のリフォームは、新築時よりもお金がかかることが多い。再度リフォームをしなくてもいいように、家族の今後の変化を見越してゾーニングや機能を決める。

3.どこまでを壊して、何を新しくするか

コスト面はもちろん、壊さなければそれだけゴミも出ないため、エコという観念からも大切なポイント。

 

柴垣さんは打合せの際に、お施主様のお話を聞きながらその場で簡単な提案図面を描いていきます。言葉だけのやりとりでは、認識がすれ違っていても気づかないことがあるためです。目の前に図があることで、お施主様の頭の中にイメージが作られ、訂正や追加の要望などもしやすくなるというメリットも。また、過去の施工事例やメーカーカタログなど、写真で見られるものはなるべく提示し、一つひとつ確認をとりながら進めていくのだそうです。

正式な提案書は後日改めて提出しますが、このやりとりのおかげで、柴垣グリーンテックでは図面のやり直しはほとんどないと言います。

機能とデザイン、安全性の3つを両立させたアイデア

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リフォーム後。普段はミニクーパーを壁の前に駐車し、そのスペースに家族4台分の自転車を置いています。

今回のリフォームではまず、生垣を排して大きな壁を作りました。さらに、元の位置から3メートルほど後退させて駐車スペースを作り、車を一台移動させることで、カーポートの下に自転車が4台置けるようになりました。これで、すっきりとしたモダンな見た目を叶えつつ、T様のお悩みは2つとも解消されたわけです。

将来、お子さんがさらに成長して自転車ではなく車での移動が主になった際には、カーポートの下に2台、門の前に1台の計3台を止めることができます。

ただ、壁が長い分、そのままではのっぺりとした単調なイメージになってしまいます。また、高さが1.2mを超えるため、法律上、控え壁を設けなければいけません。

そこで、壁の途中にポリカーボネート板を入れ、さらに控え壁を少しずらして付けました。そうしてできた空間にランプシェードを設置。これで、昼間はもちろん、夜には道路側からも自宅側からほのかに光が見える、アクセントの効いたデザインになりました。

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(左)控え壁を利用してランプを設置。外側からはもちろん、内側からもいいアクセントになっています。(右)夜になると灯がほのかに灯ります。

ちなみに控え壁とは、塀が風や地震で倒れないようにするもので、間隔や高さ、設置方法について細かい規定があります。近年大きな地震が相次いでいることにより、ブロック塀を避ける傾向もありますが、地震などで倒壊してしまったもののほとんどは、鉄骨を入れていなかったり適切な控え壁を設けていなかったりと、法律で決められた基準通りに施工されていないものでした。ブロック塀は本来、家や家族を守るためのもの。柴垣グリーンテックのように、きちんと施工してくれる工務店なら安心ですね。

家のデザインに合わせて、シンプルモダンなテイストで統一

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門扉とカーポートはカームブラックで統一。カーポートは手前に柱がない後方支持型を選んだので、車の出し入れがラクになりした。

門扉はYKK APの「シャローネ」、カーポートは「エフルージュツインEX」を採用しました。

「シャローネ」は、アルミ鋳物ならではの味わい深い質感を表現した商品で、美しい直線ラインがシンプルモダンのデザインに非常に良く合います。カラーバリエーションやデザインも豊富で、T様邸では、カームブラックの格子柄を設置しました。

同じカームブラックで揃えたすっきりとしたデザインの「エフルージュツインEX」は後方支持型なので、車の出し入れがとても楽になります。御引き渡し後、「手前の柱があるかないかでこんなに使い勝手が違うとは!」と、とても喜んでいただけたそうです。

両商品ともに、質感のわりに価格がリーズナブルだったことも選択の理由のひとつで、デザイン性、機能性、コストパフォーマンスと、一石三鳥になりました。

「家の見た目は、ほぼエクステリアで決まります」と柴垣さん。「道路と家との間にある空間が素敵なら、家はもっと素敵に見えるから」というのがその理由ですが、確かに、家はそのままなのに、リフォーム前と後では驚くほどその印象が変わっているのがわかるでしょう。

庭や外構にグリーンがあると、人生がこんなに豊かになる!

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「グリーンはデザインアクセントになるだけでなく、家や庭で過ごす時間を豊かにしてくれる」というのが柴垣グリーンテックのポリシーです。

生垣はなくしたものの、植栽がまったくない外構になったわけではありません。柴垣グリーンテックはその名前の通り、グリーンの役割をとても大切にしていて、提案プランには必ず植栽を加えるそうです。

柴垣さんいわく、「植栽やグリーンはなくても困りませんが、あることによって生活の質が上がるもの」。植栽があることで、季節の移ろいを感じたり、木漏れ日や風で葉が揺れる様子を楽しんだりと、より人間らしい生活が送れます。柴垣さんはイギリスで庭作りの経験を積んだことで、「庭を楽しむ生活」の豊かさを実感したと言います。

必ずしもたくさん植える必要はないため、今回は壁の前のスペースと門扉の後ろ側に、アイダモなど成長がそれほど早くないものを数本植えました。当初、植木の世話は大変だからと二の足を踏んでいたT様も、結果的には大満足されたそうです。

また、デザインによっては手入れが必要になる樹木を植えることもあります。そんな時は、御引き渡し後にお施主様ご自身が手入れができるよう、剪定などのやり方をレクチャーすると言います。庭で過ごす時間の楽しさを味わってほしいし、自分で手入れをすることで愛着もわくからとのこと。毎回、技術指導はもちろん、植物の魅力をたっぷり話しているそうです。もちろん、忙しい人や年齢的に困難な場合は、有料のアフターメンテナンスも行っています。

満足いくリフォームにするための2つのアドバイス

前述の通り、庭や外構のリフォームは、制約が多い分、新築時よりコストがかかるケースがほとんどです。

決して少なくはない金額を払うのだから、誰しも後悔はしたくないもの。満足いくリフォームを叶えるためのポイントを、柴垣さんに聞いてみました。

まずは、しっかりと要望を伝えること。

「人生のなかで庭やエクステリアのリフォームを数多く経験するという人はあまりいません。そのため、何をどのように考えればいいかわからず、どうしても施工会社にお任せとなってしまいがちです。でも、希望や要望、お悩みは1人ひとり違うため、私たちがいくら知識やノウハウを持っていても、お客様の話を聞かずに“なんだか良い感じのもの”を提案することはできないのです。お客様とガーデン&エクステリア会社が一緒に作り上げてこそ、満足いくものになります。こんなこと聞いていいのかな、こんなこと言っていいのかなと思うことでもどんどんぶつけてみてください」(柴垣さん)

もう一つは、考え方に共感できる会社を選ぶこと。

「会社によって、大切にしているものや目指すところはまちまちです。デザインは良くてもなんだかしっくりこないと感じる時は、庭や外構に対する考え方が異なっているのかもしれません。何が正しいということはないのですが、できるだけ自分と近い考え方の会社を選んだ方が、後々トラブルなどが起きにくくなります。会社のウェブサイトを見る時は、施工例だけでなく、社長や創業者の言葉、会社のコンセプトといったページもくまなくチェックしてみてください。ブログやTwitterなどのSNSなども参考になりますよ」(柴垣さん)

毎日使う庭や外構のリフォーム。「やってよかった」と思える仕上がりになるために、ぜひ実践してみてはいかがでしょう。

物件データ・採用商品

◆このリフォームを行なったのは

柴垣グリーンテック https://www.shibagaki-greentech.com/

使いづらくなっていた庭・外構を一新。家族の現在の暮らし方に合わせた機能とデザイン性アップを叶えたリフォーム|エクステリアリフォーム事例No.8

オフィス玄関

◆物件データ

  • 建物種別:一戸建て
  • 築年数 :13年
  • 工事種別:リフォーム
  • 工事期間:約1カ月

◆採用商品

  • 門扉:「シャローネ」SB02型
  • カーポート:「エフルージュツインEX」