自宅の庭で家族や友人たちとバーベキューを満喫するのは、庭付き一戸建てならではの楽しみですね。ただ、お家前を行き来する人やご近所の方の目が気になって、ゆっくり楽しみにくいと感じるときもあるのではないでしょうか。庭を目隠しすれば、プライバシーを守りながら、気兼ねなく、思いっきりバーベキューを楽しめます。
この記事では庭に目隠しを活用するメリットと、目隠しの代表的な方法をご紹介します。
庭を目隠しすることの3つのメリット
庭を目隠しすることで得られる3つのメリットを確認していきましょう。
人の目を気にせずに済み、プライバシーを守れる
「人から見られていると気になってバーベキューを楽しめない」という方は多いと思います。
それはバーベキューに招いた友人なども同じ気持ち。
そんなとき、目隠しをしていれば、目の前の道路を歩いている人やご近所の方の目を気にせず、気兼ねなく、バーベキューに専念できます。
安全にバーベキューを楽しめる
バーベキュー中に火花が飛んだり、煙が流れてしまうことがあります。
庭に目隠しをしていれば、そうした影響もある程度防ぐことができます。
ご近所の方々に対して配慮しながら、安全にバーベキューを楽しめます。
よりリラックスできる雰囲気でバーベキューができる
目隠しによって隣家や通りを見えなくすることで、余計なものを気にせずにバーベキューを楽しむことができます。
庭の植栽などを眺めながら楽しむバーベキューは、よりリラックスした時間になるでしょう。
簡単に目隠しを設置できる4つの方法
庭には目隠しを設置するのは、実はそんなに難しくありません。主な方法を確認していきましょう。
陣幕やウインドスクリーンを使って目隠しする
日頃からキャンプなどアウトドアを趣味にしている方なら、陣幕やウインドスクリーンなどをお持ちかもしれません。
これらを設置すれば人目を気にせずリラックスしながらバーベキューを楽しめます。
本来、これらを使う目的は「風よけ」ですが、布の部分が透明になっていなければ、十分目隠しとして使えるでしょう。
設置しやすく、片付けも簡単なことがメリットです。
1万円程度で買える製品もありますが、万が一の火災を防ぐためには、不燃性や難燃性の製品を選ぶのがおすすめです。
シェードを活用する
シェードも、手軽に設置できる目隠しの一つです。
布を地面や柵、ウッドデッキにしっかり固定すれば風でめくりあがってしまう心配もないので、安全にプライバシーを守れます。数千円で買える製品も多く、手軽に目隠しできるメリットがあります。
ただし、シェードと家屋の間が狭いと風通しが悪くなり、火が不完全燃焼してしまうことも念頭に置きましょう。
火がシェードに燃え移ってしまうおそれもあるので、そのような場合はIHコンロなどの家電を使うとよいでしょう。
移動可能なラティスフェンスやアルミフェンスを設置する
ラティスフェンスは陣幕やシェードに比べて重量がありますが、後付け設置や移動、撤去もできるフェンスで、人工木素材のものなら、外に置いたままでも腐りにくいというメリットがありますが、火からは離して置いたほうがいいでしょう。
最近では軽いアルミ製のフェンスもあります。
板と板のすき間が狭いラティスフェンスや、ルーバータイプのフェンスを選べば、プライバシーを守りながら風通しが得られ、狭苦しさを感じることもないでしょう。
バーベキューの後には簡単に撤去し、元通りの庭に戻せます。
ブルーシートや防炎シートを使う
あまり費用をかけずに庭を目隠ししたいのなら、ブルーシートでも代用できます。
木や柱、地面などに四隅を固定すれば、周りから見えない空間を作れます。
軽くて扱いやすく、バーベキュー終了後は簡単に撤去できることも魅力です。
ただし、ブルーシートは火のそばで使うことを想定して作られておらず、燃えやすいので、火から離れた場所に設置しましょう。火の近くに設置するなら、防炎シートを選びましょう。
丈夫な目隠しを設置できる3つの方法
前項で紹介した手軽に設置できる目隠しは、頑丈さの面ではあまりおすすめできません。
また、いちいち設置したり撤去しなければなりません。
バーベキューをするとき以外にもプライバシーを守るなら、丈夫な目隠しのエクステリアを設置するのがおすすめです。
目隠しフェンスを設置する
目隠しフェンスの設置は、おすすめの方法です。バーベキューの際だけでなく、例えば、以下のようなメリットがあります。
- 干している洗濯物を見られない
- プライバシーや防犯対策になる
- 子どもやペットを安心して遊ばさせる
アルミ製の目隠しフェンスなら錆びにくく、天然木のように朽ちる心配もありません。
風通しの悪さが気になる方は、ルーバーフェンスを選びましょう。
YKK APでは、アルミ製の目隠しフェンスやルーバーフェンスを豊富に取り揃えています。
高さはもちろん、家屋や庭の雰囲気に合ったフェンスを選べるのも魅力です。
植栽を工夫して目隠しを行う
以下のように植物を活用して目隠しする方法もあります。
- 塀や敷地の境界線に沿って植栽を設ける
- 敷地内にパーゴラを設置して板を張り、つる植物をはわせる
植物の緑は目に優しく、癒しを与えます。季節を感じることもできるでしょう。
ただ、植物は季節の移り変わりによって成長していくため、日々の手入れも重要です。
虫もつきやすいのでこまめにチェックして対処することも必要です。
バルコニーを活用する
道路から見上げる位置に適切な高さのバルコニーを設置することで、
バーベキューを楽しむ姿も外から見られずにすみます。
これから家を建てるという方は、目隠しとして使える高さのフェンスを設置することも良い方法です。
家庭の事情にあわせて目隠しを用意しバーベキューを楽しもう
お庭でバーベキューを行う際には目隠しがあると、よりリラックスした時間を楽しめます。
上記のように目隠しの方法はいろいろ選べるので、建物の形状やご家族のご事情にあわせて最適な方法を選びましょう。
この機会にエクステリアを設置したい方は、固定式の目隠しを設置するのもおすすめです。
YKK APでは目隠しに使えるフェンスを多数提供しています。
設置を希望される方は、専門のエクステリア施工店へご相談ください。
思いっきり、バーベキューを楽しむ「目隠し」商品の詳しいことを知りたい。