テラス屋根の下で、水辺の生きものや昆虫の飼育を楽しむ

夏は、帰省や海・山へと旅行に行くご家族も多いことでしょう。そんな時、思わず、そこで採取した魚や貝、昆虫などを持ち帰ることもあるかと思います。自然の生きものの観察とアクアリウムを目的に、水槽に入れて小さなネイチャーワールドを楽しむのは夏らしい体験です。ただし、水や土が床を汚すことを避けるため、部屋の中ではなく、屋根のあるテラスに置いて楽しむのがおススメです。水辺の生きものや昆虫の飼育についての知識をご紹介します。

海や川の水辺の生きものを飼育する方法

海辺ですぐに思いつくのは、ヤドカリ、カニ、エビ、ウニ、ヒトデ、貝といったところでしょうか。詳しい方なら岩場などにできる池のような潮だまり(タイドプール)にさらに多くの生きものがいるのを知っているでしょう。大人でも、この潮だまりをのぞくのはワクワクします。また、川や池などに生息する小魚や生きものの採取は、網ひとつで楽しめるので思わず夢中になってしまいます。

水槽で我が家のアクアリウムを楽しもう

金魚などの小魚を飼ったことがあればそれほど難しいことではないかもしれません。基本は水槽とエアレーション用のポンプがあれば飼育ができます。

生きものに適した環境つくる

持って帰った生きものを長生きさせるには、生息していた環境に近づけることが大切です。水だけでなく砂利が必要だったり、水面から上がれる場所を小石でつくったりします。隠れる場所や巣穴を掘れるようにするなど、本やウェブサイトなどで調べて適した環境にしてあげましょう。

直射日光を当てない

水槽は、少しの日光が射し込むだけで中の温度が上がってしまいます。そのため、直射日光に当たらないようテラス屋根のように日差しを遮られる場所で飼いましょう。水槽の中の温度の変動が激しいと、飼っている生きものへのダメージが大きくなりますので、水槽の上に板などの光を透過させないもので遮光しましょう。

水槽管理7つのポイント

  1. 水温は適正か
  2. エアレーションは正常に動作しているか
  3. ろ過器のフィルターは詰まっていないか
  4. 水は濁っていないか
  5. コケや藻が発生していないか
  6. エサは適正に食べているか
  7. 水草など生息環境に問題ないか

採取のルールとマナー

採取禁止のものは採らない

海岸では地元の漁師さんたちが生活のために漁の対象にしている生きものもいます。例えばサザエやアワビ、テングサなどです。海岸の入り口に立て看板があって、採取が禁止されているものが書かれていますので注意してください。

必要以上に採取しない・持ち帰らない

実際に自然の中にいると、楽しくなって必要以上に採取してしまうことがよくあります。採りすぎないように注意しましょう。もし、結果的に多く採取してしまったら、帰ってから捨てるようなことがないように、採取場所から離れる前に戻してあげましょう。

絶滅危惧種は採取しない

レッドデータブックやレッドリストというのをご存知でしょうか。日本国内で絶滅の危機にさらされている生きものについて、環境省が作成し、保護を呼び掛けているリストです。例えば、よく知っているトノサマガエル(準絶滅危惧)、ドジョウ(絶滅危惧)なども載っています。名前だけではわかりにくいので、図鑑を見たりウェブサイトを検索したりして画像を見ておきましょう。もし、偶然に捕獲したら、やさしい気持ちで放してあげましょう。

野山の昆虫を飼育する方法

夏の野山と言えば、昆虫好きにとっては胸躍る場所かもしれません。カブトムシ、クワガタ、アゲハ蝶、トンボ、セミ、カマキリ、バッタ・・・。これらは草むらを歩き、里山の雑木林に足を踏み入れれば見つけることができるかも。しかし、捕まえたからといっても飼うのには適さないものもいます。蝶やトンボ、セミなどは飼うのが難しい昆虫です。飼えるかどうかを考えて持ち帰るようにしましょう。

エサの確保が容易な昆虫を選ぶ

昆虫の中にはカブトムシのように市販の昆虫ゼリーを与えれば飼えるのもいますが、ペットショップでも手に入りにくいエサや、近場の自然から得にくいエサが必要な場合は飼うことが困難です。お住まいの場所にもよりますので、エサを確保して与え続けられるかを考えて持ち帰る昆虫を選びましょう。

屋外の風通しのよい場所で飼う

昆虫は水中生物のようにポンプなどは必要ないためお子さまでも手軽に飼うことができます。ただ、カゴで飼うため、多少、ニオイの心配も。家の外の軒下、テラス屋根の下の風通しが良い場所で飼うのが最適でしょう。

飼育5つのポイント

  1. ひとつのカゴに、たくさん飼わない。
  2. なるべく直接手で触れず、軍手やゴム手袋で触る。
  3. 死んだ虫はすぐに取り除き、他への感染を防止する。
  4. エサの植物に農薬が残っていないように洗う。
  5. 日光が直接当たる場所は避ける。

多目的な空間づくりを実現するテラス屋根

屋根がある庭先は、生き物を飼うのに適しているだけでなく、家族にとっても快適な空間です。たとえば、自転車やバイクを止めておく駐輪・駐車場として、また、テーブルやイスを置いて、お洒落なガーデンテラスとして利用するのもいいですね。さらに、ウッドデッキを設ければ、風通しの良い屋外リビングが完成です。そこは“庭”というより部屋のような場所。家族でバーベキューを楽しんだり、日曜大工の作業場所にも打って付け。家族のだんらんの場はもちろん、趣味を楽しむ多目的空間として、ぜひ、屋根の設置もおすすめします。

YKK APのテラス屋根

テラス屋根は日光を通すものや遮って日陰の空間をつくるもの、また、下空間の用途によって機能や材質を選ぶことも可能です。住まいの外に、もうひとつの楽しめる空間づくりを検討してみてはいかかがでしょうか。