最近人気が高まっているキャンプ。我が家も行ってみたい思う人も多いのではないでしょうか。でも、初心者にはちょっとハードルが高いのも事実。まずは自宅の庭でおうちキャンプを楽しんでみてはいかがでしょう?
初めてのキャンプ。成功のポイントは?
初めてのキャンプを成功させるポイントは、なんといってもキャンプ場選び。おすすめは、家から1~2時間で到着する範囲のキャンプ場です。
というのも、キャンプはホテルや旅館などに泊まる旅行と違って、目的地に着いてからやることが多いのです。たとえば、テントの設営。初心者にとって、テント設営はなかなかハードルが高いものです。夕食の準備をしようと思っても、バーベキューに必要な炭火はそう簡単にはおきません。とにかく予想以上に時間がかかると思っておいたほうがいいでしょう。
できれば、日が暮れて暗くなる前にはすべての準備をととのえておきたいもの。となると、 午後早めの時間に到着できるキャンプ場を選びたいものです。また、トイレや炊事場などの水場がキレイかどうかもチェックしましょう。近くに日帰り温泉やスーパー銭湯などがあればベストです。
おうちキャンプなら初心者でも楽しめる!
お子さんが小さい場合などは、いきなりキャンプ場へ行かずに、おうちで予行演習を行ってみるのもいいかもしれません。
まずは、庭にテントを張ってみましょう。時間はたっぷりあるので、多少手間取っても焦らずにすみます。夕食はカレーや焼きそばなど簡単なメニューでも充分楽しめます。電源があるので、ホットプレートや炊飯器などを利用してもいいですね。
トイレやお風呂に行きたくなったら、いつでも行けるので安心。夜中に寒くなってきたら、上着や毛布を取りに行くこともできます。
急に雨が降ってきたり、子どもの体調が悪くなったりしたら、すぐに家へ帰れるのも大きなメリットのひとつです。
実は大人気!? おうちキャンプの醍醐味とは?
まるで「グランピング(グラマラスとキャンピングをかけた造語)」を楽しんでいるような便利で快適なおうちキャンプ、実はアウトドア好きの間ではひそかに注目されているのだそうです。天候や気候にかかわらず、思い立ったらいつでもキャンプが楽しめるため、キャンプ場でのキャンプの合間に行っているというファミリーもいるんだとか。
テントという空間が、非日常な雰囲気を演出し、テレビやゲームがなくても家族でのおしゃべりが弾みそうですね。
庭に広いスペースがあれば仲良しのお友達家族と一緒に楽しんでもいいでしょう。大人はお酒を飲みながら、子どもたちは花火などをして戸外で過ごす夜の時間を満喫。夏の思い出のひとつになります。
ウッドデッキならシュラフでも快適に寝られる
ちなみに、テントを張る際は地面にペグを打ち込むのですが、芝生にペグの跡がつけたくないときは、ウッドデッキやガレージ、ベランダなどにテントを張るならロープをブロックや庭石などに結びつけましょう。
テントのなかには必ずテントマットを敷きます。テントマットは地面の凹凸・冷気や熱から身を守ってくれるもの。たとえ真夏でも地面からは冷たい冷気が伝わってきます。ガレージなど地面が硬い場合はさらにその上に一人用のマットを敷いてからシュラフ(寝袋)に入ります。ウッドデッキやベランダなら、一人用のマットは不要です。
YKK APの「リウッドデッキ」シリーズは、天然木特有の温かみを生かした、「リウッド(再生木)」。目地幅約3㎜と隙間のない構造なので、シュラフで寝てもゴツゴツとした感触を感じにくいはず。きっとぐっすり就寝できますよ。