いよいよ、子どもたちが楽しみにしていた夏休みがやってきました。暑いなか遠くへのお出かけはちょっと大変だけど、家でのんびりしているばかりも飽きてしまう……そんなご家庭にぴったりな、お庭でできるちょっと楽しい遊びをご紹介します!
お庭の草花がカラフルな色水に!
お庭に咲いている花や草を使って、カラフルな色水を作ってみましょう。作り方はとってもカンタン。ジッパー付きのビニール袋に、花や草と水少々を入れ、手でもむだけ。お子さんでも無理なく作れます。
たとえば、手軽なのがアサガオの花。その日の朝に咲いてしぼみかけたものでも充分色が出ます。でき上がったものは、透明なプラカップやペットボトルなどに入れておきましょう。お子さんが幼稚園や小学校低学年なら、そのままでジュースやさんごっこやお絵描きなどをして楽しめます。
中~高学年のお子さんには、さらに一工夫。できた色水の一部をプラカップに入れ、そこにいろんなものを足して、色の変化を観察してみましょう。例えば、レモン汁やお酢、おそうじ用のクエン酸などを足してみると……だんだん鮮やかなピンク色に変化するはずです。
今度は、もとの色水に、おそうじ用の重曹やセスキ炭酸ソーダを入れてみましょう。セスキ炭酸ソーダはアルカリ性なので、緑がかった色に変化します。さらに、さきほどピンク色にした色水と、グリーンに変化した色水を混ぜると、シュワフワとした泡が!
夏休みの自由研究にしてもよさそうですね。
なかなか割れないシャボン玉をつくるには?
次は、お庭遊びの定番、シャボン玉です。とはいえせっかくの夏休みなので、普段よりちょっと手間をかけて、なかなか割れない大きなシャボン玉にチャレンジしてみてはいかがでしょう。
用意するものは以下になります。
- ぬるま湯 400ml
- 洗濯のり(PVA=ポリビニルアルコール入りのもの) 100ml
- グリセリン(薬局で売っています) 100ml
- 洗剤(界面活性剤が35%以上含まれているもの) 50ml
作り方は、ぬるま湯と洗濯のり、グリセリンを容器に入れてよく混ぜ、そこに洗剤を入れてさらに混ぜます。砂糖、ハチミツ、ガムシロップ、粉ゼラチン(熱湯で溶かしたもの)などを少量入れると、さらに割れにくくなります。
作りたての液は泡がたくさんありますが、泡があるとしゃぼん玉は上手に膨らみません。泡の部分をすくって別の容器に分けておきましょう。少し時間が経てば液体に戻るので、シャボン玉液として使えるようになります。
できたシャボン玉液は、モールを輪にして割りばしを付けたもので吹いてみましょう。モール部分に液がたっぷり付くので、大きなシャボン玉ができます。2重、3重にするとさらに大きなシャボン玉ができるようになります。
さらに大きくしたい場合は、針金でできたハンガーを丸くして使うといいでしょう。付け根の部分は隙間ができないよう、ペンチできつくねじっておきます。さらに、針金の部分に、毛糸や布などを巻き付けて、シャボン玉液がしっかりと付くようにします。シャボン玉液につけてそーっと動かすだけで大きなシャボン玉ができますよ。
ランチはお庭でワイワイ流しそうめん
たくさん遊んだ後は、そのまま庭でランチタイム! 夏といえば、なんといってもそうめん。しかも、流しそうめんにすればワイワイ楽しく食べられます。
ウェブサイトやホームセンターなどで流しそうめん用のプラスティック竹も販売されていますが、もっと手軽に楽しむならホームセンターで安く手に入る雨どいを利用するといいでしょう。雨どい連結パーツを使えば、好きな長さまでつぎ足すことができます。
そうめんだけではなく、ミニトマトやウインナー、ちくわ、うずらたまご、パイナップル、缶詰のミカンなどいろいろ用意して流せば、盛り上がりそうですね。
熱中症予防にシェードで日陰を
お庭で遊ぶときに気を付けたいのは、熱中症です。炎天下に長くいないようにして、こまめな水分補給を心がけましょう。
ウッドデッキが屋根付きでないなら、シェードを取り付けるのもいいですね。YKK APのアウターシェードなら、アルミ柱や天井に取り付けるタイプだけでなく、壁にも窓枠にも穴加工をすることなく簡単に施工が出来るものも。
思い出に残る夏の一日を、楽しく過ごしてみませんか?