家族の幸せを願って、クリスマスリースを飾る

クリスマスツリーがお部屋の飾り付けだとしたら、クリスマスリースはお住まいへの飾り付けです。玄関ドアに飾られたリースは、その家に住む方のセンスや好み、趣味が表れます。お気に入りのリースを選んで、クリスマスムードを盛り上げていきましょう。

クリスマスリースってなぜ飾る? 込められた意味があるの?

素敵!楽しい!と思ったら、由来や宗教にとらわれずに取り入れてしまうのが日本人の柔軟なところかもしれません。でも、少し知識を得ると、飾るのがもっと楽しくなりますよ。クリスマスリースについて、知っておきたいことを少しだけ挙げておきましょう。

なぜ、ドアに飾るの?

クリスマスリースには、魔よけの意味があると言われています。ドアが定位置というわけではありませんが、外からの出入り口である玄関ドアに飾ることで、災いが家に入ることを防いでいるというわけです。日本にも古くから玄関の軒に飾る「しめ縄」というものがありますが、神聖な場所を示す以外に、不浄なものや悪霊が入ってこないための魔よけの意味もありますから、同じような願いが込められているんですね。

飾る期間ですが、クリスマスから数えて4週間前になる11月30日に近い日曜日からスタートします。そして片付けるのは1月6日とされていますが、日本の場合、年末のお正月飾りがありますので、お正月飾りを付けるときに取り替えるといいでしょう。

そもそもなぜ、飾るようになったの?

魔よけ以外にも意味があり、豊作祈願や新年に向けた幸福祈願の思いを込めています。それはオーソドックスなリースに用いられるヒイラギの赤い実などに表れています。リース素材に込められた意味を知ると、ご自分で手作りするときに、材料を集める時の参考になりますね。

〈クリスマスリースの素材の意味〉

モミやヒイラギの葉の色 農作物の豊作
モミやヒイラギの葉などの尖り、リボン、ベル 魔よけ
ヒイラギの赤い実 恵みを与えてくれる太陽(炎)
松ぼっくり、りんご 収穫物、神へのお供え物

〈クリスマスリースの色が持つ意味〉

神の愛
永遠の愛や永遠の命
純真、純潔、清らかさ
富、高貴、希望

クリスマスリースのデザインは好みで選んでいいの?

基本的に自由でOK、でも玄関の一部という考え方

エクステリアを選ぶときは、お住まいとの統一感を持たせたいと思うものです。リースを選ぶときの考え方も同じで、玄関をセンス良く見せたいのであれば、ドアのデザインとのコーディネートを考えて選ぶといいでしょう。ウッド調のナチュラルな玄関ドアならアースカラーのクリスマスリースにすると、シックな大人の雰囲気になります。また、オーソドックスな玄関ドアの場合は、赤や金でゴージャスな色彩のリースを選ぶと、都会的でラグジュアリーな雰囲気になります。もちろん、基本的には自由に選んでOKですが、今年は、ちょっとこだわって選んでみてはいかがでしょうか。

子どもの笑顔にこだわってみる

お子さんがいるお宅なら、子どもの好みに合わせたクリスマスリースにするのもいいですね。例えば、サンタクロースや雪だるまなどの小さなオブジェが飾られているものや、キャンディーでできたもの、思い切りカラフルなものなどを選べば、きっと楽しいクリスマスの思い出になることでしょう。

クリスマスリースは手作りも楽しい

クリスマスリースは、生花店や雑貨店、インターネットショップなどで売られていますが、最近ではご自分で作って楽しむという方も増えています。リースベース(土台)は生花店などのほか、100円ショップでも手に入ります。生の花材を使えば、見た目だけではなく、清浄な香りを楽しむこともできますし、ドライフラワーや木の実を使って作れば何年も使うことができます。簡単に作りたいなら、リースベースに布やリボンを巻き付けたり、紙を貼り付けたりする方法もあります。お店で購入したリースに、お好みの花材やオーナメントをプラスして自分だけのオリジナルリースを作るのもいいですね。

11月の暖かい日を選んで、庭のウッドデッキで子どもと一緒にリースづくりで過ごす時間は、きっと、家族の絆を深めてくれるはずです。