我が家らしい個性的な外観にするための、窓の目隠しアイデアの紹介。

我が家らしい個性的な外観にするための、窓の目隠しアイデアの紹介

安心した住まいを作るために、目隠しフェンスを設ける家が増えています。目隠しフェンスを採用する理由の多くは、外から窓を通して室内が丸見えになるのを防ぎたい、庭で過ごすときに気になる道ゆく人の視線を防ぎたいというもの。フェンスの形状や色のバリエーションが増えて、さまざまな建物外観デザインにコーディネートできるようになったので、目隠しフェンスを設置しても素敵な住まいのイメージを保てるようになってきました。

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YKK AP 「ルシアス」フェンスH10型

庭で過ごす時も室内にいるときも、目隠しフェンスで庭をしっかり囲い込んで、外からの視線を気にせず快適に過ごす環境を作るのが一般的。目隠し機能的に十分でありながら、素敵なエクステリアに仕上ることもできます。

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YKK AP 「ルシアス」スクリーンフェンスS07型

でも皆が同じように目隠しフェンスで囲う方法を取り入れ始めると、我が家は他とは違う雰囲気にしたいという思いも湧き出てきます。今回はちょっと個性的に我が家らしさを取り入れて、素敵な外観にするための窓の目隠しアイデアをご紹介します。

1.フェンスを組み合わせて変化をつける

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フェンスにはさまざまなデザインがあります。同じメーカーの同シリーズなら組み合わせて取り付け可能で、数種類の違うデザインのパネルを選ぶことできます。

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YKK AP 「ルシアス」フェンスH06R型

例えばテラス空間で植栽が少ない部分には、しっかり目隠しタイプを使い植物が多い部分には少し視線が抜けるデザインを使って、フェンスと樹木の二重で視線を遮る。

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YKK AP 「ルシアス」フェンスH02型

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YKK AP 「ルシアス」フェンスH11型

庭の状況によってパネルデザインを変えることで、変化のある目隠しが窓への視線を遮ります。

2.植物の目隠し効果を最大限に利用する

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庭全体を目隠しフェンスで囲わない方法。目隠しの背の高いフェンスで取り囲むことで安心感は生まれますが、閉塞感が出てしまうこともあります。そんな時は目隠しフェンスを設けない部分を作り、樹木・潅木下草などで視線を逃すデザインを採用してはどうでしょう。

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YKK 「リレーリア」フェンス5型

しっかりした目隠しフェンスの部分と植物を絡ませて目隠しに育てるメッシュフェンスの部分、フェンスを設置せず植物だけで視線や導線を遮る部分を組み合わせています。

建物の窓が掃き出し窓なのか腰窓なのか、道路に面した部屋がリビングのようにゴロゴロくつろぐ場所なのか、外からチラ見えしても大丈夫なキッチンなのか・・・住まいの状況に合わせてレイアウトを決めましょう。

3.高さで視線の抜け感を変えて解放感を確保する

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YKK AP 「リレーリア」フレーム・スクリーン

下半分は目の細かい横格子でしっかり視線を防ぎ、上部は目隠し度合いの少ないスクリーンで囲うデザイン。

テラスでくつろぐ時も室内でまったりする時も椅子やソファに座っています。リビングの床でゴロゴロすることもありますよね。それらの時間は低い位置で過ごしています。一方、移動するときは立ち上がるので、高い位置で自分の視線が動きます。

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空間の下部だけを目隠しするデザインは、動いているときは完全な目隠しは必要ないという考え方。下部のブロック積みだけでなく上部にスクリーンがあることで、囲われ感が生まれて空間に落ち着きと安心感を与えてくれます。目隠しではないので風の動きを感じやすく、日差しもたっぷり取り込めるのがメリットです。

4.庭も部屋も明るさを確保する目隠しに

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YKK AP 「リレーリア」スクリーン

目隠しフェンスは背の高い壁を設けることになるので、庭に影ができて暗くなりがちです。庭が限られた広さだと、その影は部屋にまで届いてしまうことも。太陽の高い夏は明るくても、秋から冬の太陽が低い季節は特に影が大きくなります。

明るさや日差しの有無は生活空間の快適度に大きく関わります。たとえば、寒い冬は少しでも室内に日差しを取り込みたいものです。そんな環境での目隠しには光を通すタイプのフェンスがオススメ。透明感があるので明るい色の外壁に馴染みが良いです。

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周囲のフレームの色の選び方でモダンイメージもナチュラルイメージにも合わせることができます。このデザインは庭全体を囲うのではなく、窓の前に設けるタイプの目隠しになります。

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YKK AP 「シンプレオ」フェンスP2F型

同様に透明感があり背の低いフェンスと組み合わせる方法もあります。

5.格子デザインに視線を惹きつける

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YKK AP 「リレーリア」

視線をブロックするフェンスで目隠しをするのではなく、外側に近いところで目を引くものを設けることで中まで視線が届かない状態を作る方法。

人は視界に入る全てが見えているわけではなく、気になるものしか見ていないと言います。他とは違う、とっても素敵、何か気になる・・・などキャッチーなもので視線を惹きつける作戦です。

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個性的なスクリーンパネルやカッコよく配置された格子デザインや植物を組み合わせると、個性的なスクリーンに仕上がります。

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夜間は照明を使って室内の灯りに視線が届かないようにすることもできます。

目隠しの方法は色々あります。安心して過ごせる環境を作りながらも我が家だけのデザインを探して満足度の高い住まいにしたいですね。

植物を組み合わせた目隠しにすると、経年変化で景色が変わるので長年に渡り飽きずに楽しめると思います。花を眺めたり果実の収穫をしたりする時間をデザインに組み込むと、さらに豊かな暮らしが育っていきそうです。

 

 

著者プロフィール

我が家らしい個性的な外観にするための、窓の目隠しアイデアの紹介。

冨田ちなみ Gokansha(ゴカンシャ)

個人住宅の庭・外構や店舗のエントランスガーデンなど、あなたのライフスタイルに調和する外空間のデザインするGokansha(ゴカンシャ)代表。二級建築士、インテリアコーディネーター、二級造園施工管理技士、福祉住環境コーディネーター、園芸療法リーダー二級、ハーブコーディネーターなど様々な資格を持ち、建築士でもあるため住宅目線・エクステリア目線・ガーデン目線、それぞれの記事を発信いたします。E&Gアカデミー講師。

※記事内容は執筆時点のものであり、予告なく変更される場合があります。最新情報をご確認ください。