家族や友人とウッドデッキで楽しむバーベキュー。想像しただけでもワクワクしますね!ウッドデッキのさらなる有効活用、おうち時間も充実します。今回は、お庭バーベキューを思い切り楽しむいくつかのチェックポイントをお教えします!準備を万全にして、誰もが快適に楽しめるハッピーなバーベキューにしましょう。
1.「確認」 バーベキューに適したウッドデッキの広さと設備
ウッドデッキの広さをチェック!
ウッドデッキで安全にバーベキューを行うために、人数に適した広さかどうかをチェックしてみましょう。
おおよその目安
- 4〜5人/6畳(3.64m×2.73m)程度
- 5人以上/8畳(3.6m×3.6m)以上
現在、ウッドデッキがある方は、広さを測って参加人数を割り出しましょう。
これからウッドデッキを作る方は、バーベキューを家族だけで楽しむか、友人を招いて楽しみたいのかなどもイメージして、ウッドデッキの広さを考える際の参考にしてください。
ウッドデッキの設備をチェック!
快適にバーベキューを楽しむには、以下の設備の有無もポイントです。実際にベーベキューを行うシーンを想像しながら、無い場合は必要か不必要かをチェックしてみてください。
○雨や日差し避け
バーベキューの途中で雨が降っても慌てないように、あるいは小雨決行のため。そして特に夏の日中の日差し避けとして設けることをおすすめします。
おすすめのアイテム
- 庇
- オーニング
- ガーデンパラソル
などがあります。
○フェンス
ウッドデッキと隣家が近い場合などは、やはり境界部分に目隠しを兼ねたフェンスがあった方がお互いに気兼ねなく過ごせますね。バーベキューとなれば、煙や声の軽減にもなるのでなおさらです。
○水栓
ウッドデッキから簡単に室内に出入りできるとはいえ、やはりバーベキューの際にはすぐそばに水栓があると便利です。これからウッドデッキを作る方は、そばに外水栓設備を考えることをおすすめします。
現在、ウッドデッキがあるがそばに水栓を備えていないという方は、バーベキューの際にはウォータータンクや水道水を詰めたペットボトルなどを用意しておくと重宝です。防火対策にもなりますよ。
○照明
夕暮れから夜にバーベキューを楽しむ際には、照明は必需品。食材や調理している手元はもちろん、食べる際にお皿の中が見えにくくては美味しさも半減してしまいます。ランタンやスタンド式の照明、クリップで止められる照明などを活用しましょう。また、柱などに常設の照明を設置しておくと、夕涼みや夜のバータイムなど、夜のウッドデッキ活用の楽しみが広がります。
2.「準備」 ウッドデッキでバーベキューをするための必需品
バーベキューコンロ&防火グッズをチェック!
ベーベキューの主役グッズともいえるバーベキューコンロ、そして万が一に備えた防火グッズも必ず準備しましょう。
○ベーベキューコンロのデザイン
自立式タイプやテーブルに置くタイプ、そして炭火を使うものやカセットガスを使うものなど、各種出回っています。中には煙が出ない機能がついたものもあります。
人数に見合った大きさはいうまでもなく、燃料補充や火力調節などがしやすいかなども要チェック。
頻繁にバーベキューを楽しみたいなら、耐火煉瓦を使ってバーベキュー炉を作ってもいいですね。その場合は専門業者に相談しましょう。
○防火グッズ
バーベキューで重要なのが防火対策です。防火シート(焚き火シート)で、コンロから炭火がはねても大丈夫な範囲まで敷くことが大切です。
防火シートは芝生の上でのバーベキューの際も芝生が傷むのを防いでくれるなど、アウトドアでも活躍します。万が一に備えて、消火器や消火用の水も忘れずに用意しましょう。
テーブルとイスをチェック!
ゆったりとバーベキューを楽しむには、テーブルとイスは必需品です。ウッドデッキのスペースにあったサイズかどうかだけでなく、どんなスタイルで楽しむのかを想像しながら選びましょう。
○テーブルは、据え置き型か折りたたみ型か
ウッドデッキでバーベキュー以外でもテーブルを頻繁に使うのであれば、据え置き型が重宝です。その場合は、戸外においても劣化しにくい素材かどうかを確認します。
折りたたみ式はコンパクトに収納しておくことができ、出し入れの手間はありますが劣化しにくく、長く愛用できます。ベランダ以外でも使えます。そんな使い勝手も考えて、どちらのタイプにするのか絞り込みましょう。
○イス
イスはテーブルやスペース、参加人数などを考えてフレキシブルに組み合わせましょう。背もたれのあるなし、折り畳みができる、スタッキングができるなどの機能のほか、移動しやすい重さかどうかもチェックポイントです。
ベンチタイプならちょっとした物置や調理台にも使え、中にはベンチの座面を開けると収納ができるタイプのものもあり便利です。
どのタイプでも気をつけたいのが、イスの脚の形状。ウッドデッキの上で座る際に、イスを押したり引いたりするので、あまりに細い脚だとウッドデッキの溝に引っかかりやすい場合があり、また傷つけやすい素材もあります。その点の確認も忘れずに!
3.「注意点」 ウッドデッキでバーベキューをする前と後
皆で楽しく美味しく盛り上がったバーベキュー。「また、やろうね」と気持ちよく終わるためにも、必ずクリアしておきたいことがあります。
○事前に近隣の方へ予定を伝える
一般的な住宅地では、バーベキューは近隣の方のご迷惑になり、クレームとなるケースがあります。クレームの主なものとしては、話し声や音楽のボリュームや、バーベキューの煙や匂いなどです。
前日までに、何時から何時くらいまで行う予定かを伝え、「気をつけますので、よろしくお願いします」と、一言伝えておきましょう。
事前に連絡があれば、近隣の方も様子がわかっているので、その時間は外に洗濯物を干さない、窓を開けない等の対処ができます。
○バーベキューの後は、ウッドデッキの掃除も忘れずに
バーベキューをすると、ウッドデッキには、油はねや食べこぼしなどの汚れが付いています。当初は目立たない汚れも、日に焼けたり、その上に砂や埃がついたりして、目立つ汚れになってしまうことも。また、ハエやゴキブリを呼び込むことにもなります。
バーベキューが終わったら、サッとでいいので、できる限り早くウッドデッキの水洗いや拭き掃除をしておきましょう。
気持ちよく整えたら、気分も爽快。ウッドデッキで過ごす時間が、より心地よいものになります。
チェックポイントはいかがでしたか。ウッドデッキでバベキューを楽しむシーンが思い描けたでしょうか。「確認・準備・注意点」をチェックして、より快適なウッドデッキでのバーベキュータイムをお楽しみください。
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