雑草対策にぴったり!草取りの手間を省きながら、庭やエクステリアの魅力をアップできるグランドカバーとは?

雑草対策にぴったり!草取りの手間を省きながら、庭やエクステリアの魅力をアップできるグランドカバーとは?

庭やエクステリアの雑草取りは、手間がかかって大変…。そんなお悩みに、地面を覆うように広がる植物を植えることで、雑草が生えるスペースをなくしてしまうグランドカバーという方法はいかがでしょう。雑草取りが軽減できるだけでなく、より魅力的な庭やエクステリアにリフレッシュできるグランドカバーのメリットや注意点、さらにグランドカバーに適したグランドカバープランツについてもご紹介します。

1.雑草対策のほかにも4つのメリット!

雑草の生えるスペースをなくすことで、効果的な雑草対策ができるグランドカバーですが、加えて以下のようなメリットも生まれ、ガーデニングをより楽しくしてくれます。

メリット1

土がむき出しになるのを防ぐことで、埃が立ちにくく、雨などによる泥はねで構造物や植物が汚れるのを防ぐことができます。また、泥はねは植栽の病害虫発生の原因となることもありますが、その予防にも役立ちます。

メリット2

木々や草花の足元をグランドカバープランツが覆って植栽を引き立て、より立体的で色彩豊かな庭のデザインが楽しめます。

メリット3

エクステリアのレンガや敷石の間、ウッドデッキや駐車場などの構造物の周囲にグランドカバープランツを植えることで、ナチュラルな雰囲気がプラスされ、より魅力的な空間になります。

メリット4

土がむき出しになっている場合と比べて、グランドカバーがあることで直射日光の照り返しを防ぐことができます。さらに植物の蒸散作用で地表の温度が上がるのを抑制するので、夏の涼感にも効果的です。

2.グランドカバープランツ選びのチェックポイント!

グランドカバープランツは、園芸店やECサイトなどで各種紹介されています。

どの品種を選べばいいのか迷ってしまいますが、まずはグランドカバーする場所について、以下のチェックポイントを確認しましょう。その上で、グランドカバーしたい場所に適した品種を絞り込んでいくと、スムーズに選ぶことができます。

チェックポイント1

まずは日当たりがいい場所か、日陰かをチェック。その環境に適したグランドカバープランツを選びます。ここを間違うと植物が健やかに成長できず、グランドカバーの実力を発揮できません。

チェックポイント2

グランドカバーする辺りにどんな植物や構造物があり、色合いはどうなっているのかにも注目しましょう。植物なら花の時期、花のない時期の状態もチェック。そしてグランドカバープランツが、その色合いに調和する葉の色、花の色かどうかを考えて選びます。

チェックポイント3

レンガや敷石の間など、上を踏んだり、車輪が通ったりする場所ですか?その場合は、踏みつけに強い、耐踏圧性のあるグランドカバープランツを選びましょう。

チェックポイント4

グランドカバープランツの中には、繁殖力が強いために他の植物が負けてしまうものもあるため、植物同士の相性をチェックすることも大切です。また、グランドカバープランツの苗は、ポット苗のものもあれば、品種によってはシート状のマット苗になっているものもあります。グランドカバーを施すスペースが広く、早くカバーしたい場合は、マット苗が良いでしょう。

3.おすすめのグランドカバープランツ14種類

さまざまな大きさの植物と合わせやすいように、地面を覆うように広がり、草丈が高くならない品種をピックアップしました。

アイビー

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非常に強健で、常緑で越冬できる地域の多い植物です。葉の大きさや色味などが豊富な点も魅力。しかも耐陰性があり、木陰などのグランドカバーに活躍します。ただし地植えにしたアイビーは繁殖力が強く、構造物の壁などにも活着して外壁を覆いつくしてしまうことがあります。どこまで繁茂させるかの境界線を決め、越えたら剪定しましょう。

アイリッシュモス

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苔のように見えますがナデシコ科の常緑性多年草で、一年中緑の葉が楽しめます。初夏には、小さな白い花が咲きます。耐寒性があり、乾燥した場所や日陰でも成長するので、グランドカバーには最適です。水捌けの良い土を好み、高温と直射日光には弱いので要注意。アイリッシュモスより葉色が明るいスコッチモスもあります。

アシュガ

雑草対策にぴったり!草取りの手間を省きながら、庭やエクステリアの魅力をアップできるグランドカバーとは?

常緑性宿根草で、地面を這うように広がる代表的なグランドカバープランツです。日向でも日陰でも育てやすく、敷石の間やフェンスの足元、構造物の狭いスペースにもおすすめ。ただし夏の直射日光や西日には弱く、葉焼けを起こします。4〜5月に開花する花の色は、青、紫、ピンク、白など。葉色もグリーンから紫色、斑入りなどバリエーションがあります。

ヒメイワダレソウ

雑草対策にぴったり!草取りの手間を省きながら、庭やエクステリアの魅力をアップできるグランドカバーとは?

繁殖力が旺盛で、広範囲の雑草抑制のグランドカバーになります。病害虫や刈り込みにも強く、しかも耐寒性、耐暑性、耐踏圧性もあります。日当たりが悪いところでも育ち、5〜10月に白からピンクの花が咲きます。ただし他の植物との寄せ植えには不向きです。日本で品種改良された、グランドカバーに特化したクラピアという品種もあります。

グレコマ

雑草対策にぴったり!草取りの手間を省きながら、庭やエクステリアの魅力をアップできるグランドカバーとは?

葉の色は明るい緑色から白い斑入りのものまであり、花壇のアクセントにもなります。シソ科の常緑性多年草で、日向から半日陰までに対応でき、耐寒性、耐暑性も備えています。ただし夏場の強い日差しは苦手。地面を這うように広がり、4〜5月に薄紫の小さな花を咲かせます。古くはハーブの仲間だったこともあり、葉に爽やかな芳香があります。

クローバー

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公園などでよく見られるクローバー。日当たりがよく乾燥気味な場所であれば、荒地でも育ちます。繁殖力が旺盛なので他の植物との寄せ植えには不向きです。耐踏圧性があるので、繁殖力を抑えたいときは踏みつけるといいようです。花は白のほかにピンクがあり、葉の色は明るい緑色からパープル系のもの、斑入りのものまで多彩な品種があります。

セダム (マンネングサ)

雑草対策にぴったり!草取りの手間を省きながら、庭やエクステリアの魅力をアップできるグランドカバーとは?

多肉植物の仲間で、地面に広がるように繁殖し、日陰でもよく育ちます。耐暑性、耐乾性があり、石垣や敷石の間などの土の厚みの薄いところでもよく育ちます。品種が多く、葉色が濃い緑色のものから明るいライムグリーン、赤や黒のものまであり、色違いで植えてもきれいです。初夏に黄色い花を咲かせるものもあります。

タイム

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タイムの中でもグランドカバーには、横に這いながら広がるほふく性の品種を使います。日向から半日陰で生育し、耐寒性、耐暑性があり、乾燥気味な環境が適しています。古くから愛されてきたハーブで、ふれると清々しい香りがします。手入れが簡単で、初夏には品種によってピンクや薄紫、白などの花が咲きます。多少踏んでしまう場所でも大丈夫です。

ハツユキカズラ

雑草対策にぴったり!草取りの手間を省きながら、庭やエクステリアの魅力をアップできるグランドカバーとは?

新しい葉にピンクと白の不定形の斑が入る、リーフプランツ。新芽の時は濃いピンクで成長とともに色合いが薄くなり、紅葉もするので、時期による葉色の変化を楽しむことができます。半日陰でも育ちますが、日照が少ないと斑がきれいに出ません。ゆっくり成長するので他の植物との寄せ植え、枝を長く仕立ててフェンスなどの面を覆うのにも利用されます。

ヒメツルニチニチソウ

雑草対策にぴったり!草取りの手間を省きながら、庭やエクステリアの魅力をアップできるグランドカバーとは?

日向から半日陰の場所を好み、這いながら広がり、繁殖力は旺盛です。花は白、薄紫、紫、赤紫があり、4月〜7月くらいまで、比較的長く楽しめます。葉はツヤがあり、リーフプランツとしても魅力的です。葉が斑入りになるタイプの品種もあります。夏場、一日中強い日差しが当たる場所では葉が傷み、成長が鈍るので注意が必要です。

ヒメツルソバ

雑草対策にぴったり!草取りの手間を省きながら、庭やエクステリアの魅力をアップできるグランドカバーとは?

日当たりを好みますが、半日陰でも育ちます。金平糖のような白からピンクの花が、真夏をのぞいて春から秋まで咲き続けます。葉は緑色に茶色の模様が入り、秋には紅葉も楽しめます。耐暑性、耐乾性があり、這いながら広がり繁殖力は旺盛です。こぼれ種でも増えて繁茂しすぎる場合もありますが、根が浅く、簡単に抜けるので、管理がラクです。

ユキノシタ

雑草対策にぴったり!草取りの手間を省きながら、庭やエクステリアの魅力をアップできるグランドカバーとは?

常緑の植物で、半日陰から日陰で、湿り気のある環境が適しています。やや耐暑性が劣ります。葉は葉色や斑入りの有無など、いくつかの品種があります。初夏に30〜40cmの高さの細い茎に白い花が咲き、同時期に株元からランナーを出しながら増えていきます。広がり過ぎても根が浅く、簡単に抜けるので、管理がラクです。

リュウノヒゲ

雑草対策にぴったり!草取りの手間を省きながら、庭やエクステリアの魅力をアップできるグランドカバーとは?

元々は森林などに生育する日本原産の常緑性の多年草で、耐寒性、耐暑性があります。半日陰から日陰でよく育ち、暗い場所のグランドカバーに向いています。濃い緑色の細い葉を茂らせ、草丈は高くならないことから、グランドカバーのほか、花壇の縁取りなどにも使われます。夏に白い小さな花を咲かせ、きれいな青い実をつける品種もあります。

ワイルドストロベリー

雑草対策にぴったり!草取りの手間を省きながら、庭やエクステリアの魅力をアップできるグランドカバーとは?

常緑で冬場も葉があります。日当たりと風通しの良い場所に植え、高温多湿になる場所は避けます。春に新しい葉が次々と出て、白い花を咲かせ可愛い実になります。その頃にランナーを出しながら増えていきます。9月〜10月にも花が咲き、実が楽しめます。葉色は明るく、冬場には葉が赤く紅葉することも。根が浅いので増え過ぎた時に整理しやすく、管理がラクです。

 

いかがだったでしょうか。グランドカバープランツが広がれば、魅力的なグリーンの一画になり、何より雑草を取る手間が激減します。場所に適した品種を選び、ぜひ雑草対策に役立ててください。

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