テラスの魅力は、なんといっても屋外で過ごす開放感にあります。とはいえ、真夏は暑すぎて快適に過ごせないことも。屋根やシェードなどの工夫をこらし、1年を通してテラスを楽しむ方法を紹介します。
夏でもテラスで涼しく過ごせる4つの方法
今回はテラスで涼しく過ごす4つの方法を紹介しましょう。
テラスで涼しく快適に過ごす方法① 「熱線遮断ポリカーボネート板」を使ったテラス屋根を選ぶ
まず一つ目の方法は、屋根を取り付けることです。ポリカーボネート板なら耐久性に優れているうえ、紫外線をほぼ100%カットするため日焼け予防にもなります。
「熱線遮断ポリカーボネート板」を使ったテラス屋根は、テラス部分の体感温度を下げるだけでなく、隣接する部屋の冷房効率も上がります。例えば、YKK APの「熱線遮断ポリカーボネート板」は冷房負荷率を30%削減できます。
暑さを避けるためには濃いめの色を選ぶのがおすすめですが、「せっかくの開放感を壊したくない」という場合は、透明に近い色でも十分高い効果が得られます。
YKK APでは色の濃い「アースブルー(マット)」、透明に近い「クリアマット」の2色を販売しています。
テラスで涼しく快適に過ごす方法② 天井カーテンを設置する
夏だけでなく1年を通して快適に過ごすためには、天井カーテンを検討してみてはいかがでしょうか。
天井カーテンはこんな人にぴったりです。
- 冬や晩秋、早春などは、太陽の光を存分に浴びたい
- 夏など暑い時期は、太陽の光を防ぎたい
日光をぞんぶんに浴びたいときはカーテンを開け、強い日差しを防ぎたいときは閉めることができるため、季節や天候などによって快適な状態を調節できます。
YKK APでは、ホワイト、グレイ、ベージュの3色から選部ことが可能。設置はテラスの柱や板の内側で、開け閉めの操作も簡単です。また、強風時に勝手に開かないよう固定できるようになっているので、台風の季節も安心です。
テラスで涼しく快適に過ごす方法③ アウターシェードを設置する
屋根から地面にかけて生地を渡すアウターシェードを設置すれば、日差しを遮りながら風を通すことができ、テラスで過ごす時間を快適にしてくれます。
比較的手軽に設置できるのがメリットで、西向きのテラスでも西日を避けることができます。夏以外の季節で日差しを取り込みたい場合は、巻き上げて収納しておくとよいでしょう。
YKK APでは、6つの色から選択可能。外観の雰囲気に合ったアウターシェードを選べます。
テラスで涼しく快適に過ごす方法④ グリーンバーを設け、すだれやグリーンカーテンで目隠しする
日本には「よしず」や「すだれ」という、昔から活用されてきた日よけがあります。よしずはテラス屋根に立てかけるだけという簡単さが魅力ですが、風を受けて倒れる心配があります。グリーンバーがあれば、すだれなどをぶら下げてスマートに設置できます。
グリーンバーとつる植物を使って、グリーンカーテンを作ってもいいでしょう。自然を感じられ、見た目も涼しげ。ゴーヤやヘチマを栽培すれば収穫も楽しみになりますね。
ただし、植物は手入れが必要になるうえ、シーズンごとに片付けが必要になるので、注意してください。
YKK APでは、4種類すべてに対応可能
YKK APは上記で紹介した4つの方法すべてに対応した製品を用意しています。
人気は「ソラリア」や、木製屋根の「サザンテラス」など。また、木製の屋根に、熱線遮断ポリカーボネート板を設置することも可能です。あなたの生活スタイルにあわせて選んでみてはいかがでしょうか。
テラスやウッドデッキと同じタイミングで設置するのがベスト
テラス屋根や日よけは後付けもできますが、なるべくテラスやウッドデッキの設置と合わせて工事するのがおすすめです。それには次の2つの理由があります。
- 工事が1回で済むので、トータルの費用が下がる
- テラス屋根や日よけを後付けすると、施工に制約が加わる場合がある
たとえば「テラスと屋根を一体化したい」と思った場合、後付けでは対応が難しい場合もあります。「夏になったらどのような感じになるか」ということを想像し、テラス屋根や日よけを最初から検討するのがいいでしょう。
さまざまな方法で、涼しく快適に過ごせる環境をつくることが可能
本記事で紹介した方法を複数組み合わせて、より快適に過ごすこともできます。ライフスタイルにあわせて最適な方法を選び、迷ったときには施工店に相談してみるといいでしょう。