カーポートを目隠するとどんなメリットがある?その方法と注意点も紹介。

カーポートを目隠するとどんなメリットがある?その方法と注意点も紹介

外から車や玄関などが丸見えなのが気になる……カーポートに目隠しを設置したいという人は多いのではないでしょうか。カーポートを目隠しすればプライバシーを守る以外にもメリットがあります。ただし、どんな目隠しを設置するかで効果が変わることも。カーポートを目隠しするメリットと目隠しする方法、注意してほしいポイントを解説します。

カーポートを目隠しすることのメリット

カーポートを目隠するとどんなメリットがある?その方法と注意点も紹介。

まずはカーポートを目隠しする5つのメリットを確認していきましょう。

カーポートを目隠しするメリット① プライバシーを守る

目隠しを設置すると、隣家や通行人など外からの視線をさえぎることができます。カーポートに駐めた車や乗り降り、カーポートでの作業などを見られずに済み、プライバシーを守れます。もちろん、カーポートの奥に家がある場合は、玄関なども見えにくくなります。

カーポートを目隠しするメリット➁ 防犯に役立つ

車上荒らしや車そのものの盗難を心配する人も少なくないでしょう。目隠しすることで、車の車種をわかりにくくするだけでなく、そもそも車の有無も見えなくするため、防犯にも有効です。

カーポートを目隠しするメリット③ 車の色あせを防げる

屋根からの日光しか遮れないカーポートでは、側面から入る紫外線によって車が色あせしてしまうことがあります。サイドパネルによって美しい車を保つことができます。

カーポートを目隠しするメリット④ 雨風の影響を和らげる

カーポートの側面からは、雨が吹き込んだり、砂や泥、落ち葉などが入り込んでくることもあります。サイドパネルはカーポートの壁となり、雨風の影響を和らげて車を良い状態で保管できます。

カーポートを目隠しするメリット➄ 車の温度上昇を抑え、乗り降りが快適に

熱線を遮断する機能を持つサイドパネルを取り付ければ、車の温度上昇を抑えることができ、車内だけでなく乗り降りも快適になります。また日光が車に当たってまぶしく感じることもありません。

カーポートを目隠しする方法

カーポートを目隠するとどんなメリットがある?その方法と注意点も紹介。

カーポートを目隠しする方法は3つあります。

カーポートを目隠しする方法① カーポートのサイドパネル

側面や後ろからの人の視線を防ぐには、サイドパネルを取り付けるのがおすすめ。マット調のパネル材や色の濃い板を使えば、内部が見えにくくなります。隠したい部分にあわせて設置できます。サイドパネルは、カーポートのオプションとして提供されているので、カーポートに合った製品を選んで設置しましょう。

カーポートを目隠しする方法① ゲートやシャッター

カーポートの正面は車を出し入れするため、サイドパネルでは隠せません。正面を隠したい場合は、ゲートで隠すか、カーポートの正面にシャッターを設けることになります。エクステリア製品の中には、目隠しに対応したゲートもあり、車を出し入れする箇所にこれを設置すれば、外から車が見えなくなります。シャッターを付ければ車が見えにくくなり、ゲートを設置すれば庭や家の中も見えにくくなります。シャッターは単独で設置することもできますが、カーポートを設置する際にオプションで設置するのがおすすめです。ゲートを選ぶ場合は、家の雰囲気に合ったものを選びましょう。

カーポートを目隠しする方法③ フェンスや壁

敷地外の通行人からの視線をさえぎりたい場合は、すき間がほとんどないフェンスや壁で隠す方法もあります。カーポートだけでなく、庭や屋内など敷地内のプライバシーも守れます。

カーポートを目隠しする際に注意したいポイント

上手に目隠しするなら、ぜひ押さえておきたいポイントを紹介しましょう。

カーポートの目隠しのポイント① 隣家との境界近くに設置する場合は配慮を

隣家からカーポートの中を見えないようにするために目隠しを設ける場合には、圧迫感を与えない配慮が求められます。隣家にとっては、敷地の境に高く暗い色の壁が立ってしまうと、雰囲気まで暗くなったり、圧迫感を感じたり、コミュニケーションを拒否されたような感じを受けたりするかもしれません。そう思われないように、高さや色、デザインなどに配慮しましょう。サイドパネルなら明るさと見えにくさを両立できるので、こうしたケースに適しています。

カーポートの目隠しのポイント➁ 目隠しを設置する高さや位置をよく検討する

目隠しを設置して視線をさえぎりたい位置についてもよく考えましょう。特にサイドパネルを活用する場合、車種やナンバーを見えにくくしたいなら低い位置をカバーすることになります。カーポートの内側で作業をしているのを見えにくくしたいなら、顔の位置にあわせて設置することになります。車全体や乗り降りなども隠したいなら、全面をカバーすることになります。

カーポートの目隠しのポイント③ 内部の明るさや空気の流れも考慮しよう

目隠しを設置すると、空気が循環しにくくなるため、湿気がたまりやすくなったり、日当たりが悪くなって暗い雰囲気になったりすることも。サイドパネルやフェンス、ゲートなどで目隠しする場合は、内部の明るさや空気の流れも考えて決めましょう。たとえば日光をほどよく通す素材のサイドパネルを選んだり、ルーバータイプのフェンスを選んだりするのがおすすめです。

目隠しを設置するときは目的をはっきりさせよう

カーポートを目隠するとどんなメリットがある?その方法と注意点も紹介。

どんな方法で目隠しするかによって効果は変わります。なぜ目隠しを必要とするのかという目的を明確にして設置するようにしましょう。施工店ともよく相談し、快適な暮らしを実現してください。

 

カーポートを目隠するとどんなメリットがある?その方法と注意点も紹介。

カーポートにサイドパネルは必要?メリットと設置する時のポイント

2022.02.25
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