いよいよ暑い季節の到来です。「熱中症にご注意ください」との呼び掛けを何度も聞くようになりましたが、それは人だけでなく家族同然のペットも同じです。言葉で伝えられないペットたちの、いろんな夏バテサインをご紹介いたします。それを敏感に読みとってあげ、適切な対処で、家族全員、暑き季節を乗り切りきりましょう!
ペットによって、夏バテのサインは、さまざま。見逃さないで!
“暑いです” “体調が悪いんですよ”と話してくれたらラクなのに・・・ペットは言葉が話せないため、体の不調に気づくことはなかなか難しいのではないでしょうか?でも、日頃からしぐさを見ておけば、きっと何を伝えたいのかがわかるはず。夏バテのときの行動やしぐさの一例をご紹介いたしますので、もし、該当するようであれば、状況を見て獣医さんに診てもらいましょう。
猫の夏バテのサインは
- 毛づくろいをずっとしている
- いつもと息づかいが違う
- ご飯をあまり食べない
- 暗いところ(物かげなど)でじっとしている
【対策】
とにかく高温には要注意です。7~8月は誰でも室温上昇に注意しますが、6月や9月、10月も要注意。やはり、人が快適と思えるくらいの室温が猫にもいいようです。ただし、個体差がありますので部屋の戸を閉めてしまわずに、室温が低いときには猫が自由に移動できるようにしてあげましょう。
犬の夏バテのサインは
- 元気がない
- ご飯をあまり食べない
- ハッハッと浅い呼吸をする
- おしっこをしない
- 寝ていることが多い
【対策】
室内飼いの場合は、猫と同様に室温に注意することが重要です。屋外飼いの場合は、日陰で風通しの良い場所に犬小屋を移動させましょう。常に十分な水を用意しておき、いつでも飲めるようしておきます。また、過ごす場所も暑くならないシートを敷くなど、体温上昇を防止できるような配慮が必要です。散歩は、早朝や日没後の地面の温度が低い時間帯を選び、経路もアスファルトの道を避けて公園のような土のある場所を選びましょう。
鳥(インコ)の夏バテのサインは
- 羽を身体から浮かせぎみにしている
- 口を少し開いてハッハッと呼吸をする
- おしゃべりが少なく元気がない
- 動きが少なくじっとしていることが多い
【対策】
鳥は体温が高いため、エアコンが効いた室内よりも風通しのよい日陰の場所に鳥カゴを吊るしておくほうが望ましいでしょう。気温が30度を軽々と超える日中は、水を入れたペットボトルを凍らせ、薄い布を巻き付けて鳥カゴの中に入れてあげると涼しく過ごせます。
うさぎの夏バテのサインは
- いつもより体温が高い
- 荒い呼吸をする
- ぐったりとして元気がない
- おしっこをあまりしない
【対策】
うさぎはとても暑がりな動物。高温は大敵で生命の危機に直結するといってもよいくらいです。人が快適と思える温度よりも低い温度が適温です。水をよく飲むので、切らさないように注意。暑くなりそうなときは水を入れたペットボトル凍らせ、薄い布を巻き付けてケージの中に入れてあげましょう。人がエアコンを室温がOFFにする気温でも、うさぎにとっては高温ですので、室温計の示す温度に注意することが重要です。
日差しを窓外でカットするテラス屋根で、室温コントロール
ペットを室内で飼う場合、部屋の温度はとても重要です。ただ、いつも人がそばにいて室温のコントロールができれば問題はありませんが、なかなかそうもいきません。ペットだけでお留守番するような状況で日差しが室内にさし込み、室温が急激に上昇するのは避けたいところです。
そこで、考えたいのは日差しを窓の外で遮断するテラス屋根の設置。ポリカーボネートのものを選べば採光も確保されるため、部屋の中が暗くなることもありません。さらに、おすすめしたいのが、有害な紫外線をカットするもの。「熱線遮断ポリカーボネート板」という、光を通しながらも遮熱効果を持つ素材で作られたものです。外飼いの犬にとっても、犬小屋が熱くなるのを防ぎ、雨が降っても濡れることもありません。
YKK APの独立テラス屋根〈エフルージュグラン ZERO〉
YKK APの独立テラス屋根・エフルージュグラン ZEROは、2本の柱でしっかりと屋根を保持します。積雪は20cmまで、風速は38m/秒に耐えられる性能をもっています。もちろん、「熱線遮断ポリカーボネート板」も用意。かわいいペットはもちろん、そこに住まうみんなを快適にしてくれるテラス屋根です。