ステイホームでプラごみが急増!分別ごみの置き場所問題を解決する、裏庭活用のアイデア

ステイホームでプラごみが急増!分別ごみの置き場所問題を解決する、裏庭活用のアイデア

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、おうち時間が増えたことで、家庭のプラごみが増えています。ただでさえ分別ごみは、家の中の置き場に困るもの。この先は、更に大きなスペースが必要な時代がやってきそうです。今回は、分別ごみの置き場所問題を解決する、裏庭を活用するアイデアをご紹介しましょう。

ステイホームで増えたプラごみ。持続可能な社会へ向けて今後さらに分別が増える?

ステイホームでプラごみが急増!分別ごみの置き場所問題を解決する、裏庭活用のアイデア

新型コロナウイルスの影響で、おうち時間が増え、プラごみが急増しています。東京、大阪、横浜などの大都市圏において分別回収したプラごみは、前年比6%~12%増加し、地方自治体でも同様に増加傾向が見られることが分かりました。

自宅で食事をする機会が増えると、その分家庭で出るプラごみが増えます。例えば、肉や魚が載せられている食品トレー、卵のパック、ヨーグルトやカップ麺の容器、お菓子の袋など、多くの容器がプラスチック製です。テイクアウトやデリバリーで使われる容器も、多くはプラスチック製ですから、家族分の1食をテイクアウトするだけで、ごみ袋がいっぱいになってしまうこともあります。

プラごみの詳細な分別方法は、自治体によって異なります。基本は「プラマーク」が付いているプラスチック製の容器は、中をキレイにして分別し、プラごみの日に出します。「PETマーク」がついているペットボトルは、プラごみとは分ける必要があります。

このような分別は、資源を再生するためには欠かせないものであり、プラスチックだけでなく、紙ごみや、缶類、金属、ビン、布なども分別が必要です。

そしてこの先、また新たな分別ごみが増える可能性があります。これまで燃えるごみとして回収していた、バケツや洗面器、調理器具、文房具などのプラスチック製品も、今後は資源ごみとして分別回収を進めるよう政府の検討が始まりました。

これは持続可能な社会に向けた取り組みです。持続可能な社会とは、健全な地球環境を保全し、将来の世代が必要とするものを充たしながら、現在の世代が幸せに暮らせる社会のことを言い、日本だけでなく世界での共通の目標となっています。

将来、この地球に暮らす子どもたちの未来のためにも、私たち一人ひとりがしっかりと取り組んでいきたいものですが、そのためには、家のつくりにも新しい視点と工夫が必要です。

家の中の分別ごみの置き場所の問題。キッチンだけではスペースが足りなくなるかも

ステイホームでプラごみが急増!分別ごみの置き場所問題を解決する、裏庭活用のアイデア

この先、キッチンだけではごみの置き場所はまなかいきれない時代がやってくるかもしれません。専用のスペースを確保しておくことが、快適に暮らすコツです。

ごみで問題になるのが、家での置き場所です。生ごみは比較的ひんぱんに収集が行われる地域も多いのですが、プラごみをはじめとした分別ごみは収集回数が少なく、月に1~2回の地域も少なくありません。

つまり、回収日までは家でごみを保管しておく必要があるということ。生ごみと違って臭いが気になることは少ないものの、生活スタイルの変化や、この先に分別が増えることを考えると、かなり広いスペースが必要になります。

これまでは、ごみは調理時に出ることも多いため、キッチン内にごみの置き場所を計画するのが一般的でした。しかしキッチンは面積が限られている上に、収納したい物が多いため、大きなごみ置き場を確保するのは難しい状況が多くあります。

結局、入りきらずにあちこちに置いてあったり、改めて大きなごみ箱を購入してじゃまになったり。またプラごみは洗って乾かす場所も必要なため、キッチンカウンターの上に並べて置いたり、フキン掛けから吊るしたり、これまでも分別ごみの置き場所で悩む声は少なくありませんでした。

これからの時代を快適に暮らすためには、家に大きなごみの置き場所を確保しておくことが、欠かせないこととなっているのです。

裏庭にごみの置き場を確保するアイデア。DIYやキャンプ道具の収納庫にも

ステイホームでプラごみが急増!分別ごみの置き場所問題を解決する、裏庭活用のアイデア

活用できていない裏庭などに取り付ければ、便利なごみ置き場や収納スペースに生まれ変わります。(ストックヤードⅡ)

ごみの置き場所は、何も家の中だけで考える必要はありません。例えば、ほとんど活用できていない裏庭や、家の脇の敷地にストックルームを取り付ければ、ごみの置き場所として便利に使えるだけでなく、片付けに困るものを収納するスペースにもなります。

こちらは、YKK APの「ストックヤードⅡ」という、ベーシックな波板タイプの収納囲いです。リフォームで手軽に設置ができ、狭い場所でも取り付けがしやすいのが特長です、また雪に強いタイプもあるので、積雪地域でも安心して使えます。

分別ごみと言えども、そのままむき出しで裏庭に置いておくのは、カラスによる被害なども気になりますし、見た目もよくありません。これなら、プラごみをはじめ、缶やビン類、新聞紙なども安心して置いておくことができますね。もちろん、ごみだけでなく、自転車やDIY用品、キャンプ道具などの収納スペースにもなります。

ストックヤードを取り付けたら、中に棚などを置いて、空間を余すことなく活用する工夫を加えてみてください。これまでただ通るだけだった裏庭や家の脇の敷地が、暮らしに役立つスペースに生まれ変わります。

今や、家でごみをしっかり管理することが必要な時代です。見落としがちな裏庭などの敷地を上手に活用して、持続可能な社会を目指しつつ、毎日をすっきり便利に暮らしましょう。

 

 

著者プロフィール

ステイホームでプラごみが急増!分別ごみの置き場所問題を解決する、裏庭活用のアイデア

Yuu(尾間紫)
一級建築士/インテリアプランナー/インテリアコーディネーター/マンションリフォームマネジャー

長年リフォーム業界の第一線で、数多くの住宅リフォームの相談、プラン設計、工事に携わってきた経験から、本当に価値あるリフォームについて皆さまにお話します。過去を繕うものではなく、未来の暮らしを創る「リライフのリフォーム」を提唱。実践的なリフォームのノウハウを、テレビや雑誌、新聞連載、講演などを通して発信中です。著書に『リフォームはこうしてやりなさい(ダイヤモンド社)』など。Webサイト「リフォームのホント・裏話」(http://www.ne.jp/asahi/net/rehome/)でリフォームの実践的なノウハウを公開中