面格子、家族の安全を守るだけではない魅力をご紹介

「面格子(めんごうし)」をご存知でしょうか?窓に取り付ける格子のことですが、防犯を目的にして、主に1階の窓に取り付けられていることが多いようです。最近では、デザインも豊富になり、そんな住まいの演出という面でも注目されています。

今号は、そんな「面格子」にスポットを当ててみます。

防犯以外にも!面格子のお役立ち機能いろいろ

防犯

面格子、家族の安全を守るだけではない魅力をご紹介

空き巣など、外部からの望まない侵入をはばむことが、面格子が持つもっとも重要な役割です。通りから見て、面格子が窓に付けられている窓は、ドロボーが嫌がるそうです。なぜなら面格子を破壊するのには時間がかかるから。とても有効な防犯性を備えた住まいの門番が面格子だとも言えます。

目隠し

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通りに面した窓では、外から家の中の様子が丸見えになるのを防止するため、面格子を目隠しとして用いるケースも増えています。ラインド風の羽があるものから細い棒が狭い間隔で並んで外から中が見えにくい構造のものなどデザインも様々です。

日よけと通風

面格子、家族の安全を守るだけではない魅力をご紹介

太陽の日光には差し込む角度がありますので、横格子にするだけで差し込む日差しを適度に遮ることが可能です。横格子の間隔やブラインドと似たルーバーと呼ばれる羽がついたタイプなら、その羽の角度を変えることで、効果的に日光を遮ることもできます。さらに、日中だけでなく、夜、室内が明るいときにルーバーの角度を変えることで、中の様子を見えにくくすることも可能です。サッシ窓を開けた時にはルーバーのすき間から空気の流れが確保できるため、安全に換気することができます。

住まいのスタイルを演出

一般的に面格子として思い浮かぶのは、縦または横に等間隔で配置された縦面格子や横面格子、クロスするように鋼材がデザインされヒシクロスの面格子ではないでしょうか。しかし、最近では、様々なデザインバリエーションがあります。

リフォームで楽しむ様々な面格子

面格子、家族の安全を守るだけではない魅力をご紹介

もし、現在の面格子に飽き足りないのであれば、窓リフォームと一緒に取り付ける面格子に個性的なものを選んではいかがでしょうか。例えば、お庭をイングリッシュガーデン風に作りあげているのなら、その背後に見えるお住まいの窓には鋳物製のエレガントな面格子を選ぶと、調和性が高まります。

自作の面格子を楽しむ

面格子、家族の安全を守るだけではない魅力をご紹介

面格子というと防犯が先立つため、窓の外に取り付けるものというイメージが強いかもしれません。しかし、窓の内側にはめ込むように自作の面格子を取り付けて、インテリアを楽しむという方法もあります。和室の窓に、例えば碁盤の目のように縦横に組み込まれた格子をはめ込めば、平安時代の格子窓のような趣きを楽しめます。DYIが好きな方は、このような内側に取り付ける面格子の自作も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

面格子を取り付ける際の注意点とは?

面格子はどこに付けると効果的か

通りから見えにくい場所にあることが多い、お風呂やトイレの窓に取り付けるのが一般的です。夜、暗闇につつまれた状況になれば1階のどの窓もドロボーのターゲットになりやすいとも言えます。キッチンなど、シャッターや雨戸を備えていない窓には、どんな位置にあっても設置を検討した方がいいかもしれません。意外と見落としがちなのが2階の窓です。近くに高い塀、電柱、さらにカーポートがあり、このような足場となるようなものがあるときは、2階であっても面格子を取り付けると安心です。

ドロボーが面格子を破る方法

実は、面格子は選び方によっては注意が必要です。中には細いネジで外壁に取り付けてあったりリベットで留めるだけの製品や、大人が力を入れて引っ張ると苦労せずに曲げられるものも。選ぶ際は、窓枠と面格子が一体型のものや、特殊ネジでしっかりと取り付けるものなど、簡単には破られないタイプを選びましょう。現在のお住まいに、以前から取り付けられている面格子があるなら、一度、その取り付け状況を確認して、心もとない場合は専門業者に相談しましょう。また、「面格子は防犯性が高いから」と内側のサッシ窓のカギを掛けずに外出すると、思わぬ被害にあうこともあります。カギ掛けは防犯の基本、過信は禁物ですね。

面格子を意識した窓リフォーム、検討してみませんか?

面格子、家族の安全を守るだけではない魅力をご紹介

多くの方にとって、面格子を意識することは、あまり多くはないでしょう。しかし、寒くなる季節に向かって、複層ガラスサッシへのリフォームで暖かな住まいを考えるときには、ぜひ、面格子のことも考えてみてはいかがでしょうか。今までには気づかなかった我が家のたたずまいにも出会るかもしれません。

※記事内容は執筆時点のものであり、予告なく変更される場合があります。最新情報をご確認ください。