休日は家族でDIYを楽しもう!成功のコツは事前準備と作業スペースの確保

大工さんのお勧めは卓上型の丸のこ。安定性が良いので、一般の人がDIYで使いやすいそうです。注意点は身体の正面で切らないこと、使用方法を守って安全に使いましょう。

自分の手で我が家を少しずつ素敵にしたり、便利にしたり、DIYでプチリフォームにチャレンジしてみませんか?イマドキは、手軽に使える材料や工具が続々と登場しています。今回は、初心者でもできるDIYのアイデアと、成功のコツをご紹介します。

手軽にできるDIY製品が続々と!休日は夫婦、親子で楽しもう

休日は家族でDIYを楽しもう!成功のコツは事前準備と作業スペースの確保

壁に額を飾るだけでもこんなにステキなインテリアに!子供たちが描いた絵や思い出の写真を飾りましょう。

今やDIYはテレビや雑誌で特集が組まれるほど人気です。DIYのメリットは、自分のペースで、自分の好み通りの住まいを作り上げていくことができること。DIYがしやすいよう考えられた材料や工具が豊富にありますので、初心者でも気軽にチャレンジすることができます。

例えば、インテリアに変化を付けたいなら、簡単に貼って剥がせる壁紙でお気に入りのスペースをちょっとおしゃれに装ったり、壁紙の上から貼れるノリ付きのモザイクタイルで洗面所を華やかに彩ったり。ホームセンターに行けばDIYコーナーがありますので、様々な製品を見つけることができます。

DIYを始めてみたいけれど自信が無いという方は、壁に絵や飾り物、鏡を取り付けることから始めてみましょう。

例えばトイレの手洗いの上に小さな鏡を取り付ければ、ミニパウダールームのような設えになります。リビングの空いた壁にタペストリーや額縁を掛けてアクセントにするのもいいですね。子供たちの描いた絵や家族の写真、旅行の記念のパンフレットやスタンプカードなども、おしゃれな額縁に入れて壁に掛ければ、楽しいインテリアになります。

壁に鏡や額縁を取り付ける際は、下地にしっかりと留める必要があります。ビニールクロスの下地材は石膏ボードと呼ばれる石膏を固めた板が使われているため、そのまま留めると釘やビスが効かず、落下の危険があります。

下地が無い場合は、石膏ボード専用のピンやホチキスの針を利用した金物を使うと良いでしょう。金物はネットでも購入でき、取り付けは簡単です。掛ける物の重量に合わせて選びましょう。

家族みんなで、どんなものを壁に飾ろうかを考えるだけでも楽しいひと時になります。DIYを楽しむことは、暮らしを見つめなおしたり、我が家にじっくり目を向けたり、家族の絆を深める良い機会にもなります。

インテリアをセンスアップしたいなら、壁紙をペイントしよう

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家族で一緒にペイントを楽しめばきっと素敵な思い出になります。
水性ペイントなら手軽に扱えます。

インテリアをセンスアップさせたい、雑誌に出ているようなおしゃれなイメージにしたい場合は、壁紙のペイントがお勧めです。

最近、インテリア雑誌などでよく見かけるようになったのが、壁の1面だけにカラフルな色を使ったコーディネートです。これはアクセントウォールと呼ばれるテクニックで、壁4面すべてを同じ色にするのではなく、1面だけに違う色を使うことで、空間全体をおしゃれに演出してくれます。

ここで大活躍してくれるのが水性ペイント。水性ペイントは壁紙の上から塗ることができるので、好きな場所を好きな色にカラーリングできます。

水性ペイントは、油性タイプと違って臭いがほとんど無く、1日で乾き、水で溶いて使うので初心者でも手軽に扱えるのが嬉しいところ。色数も3000色以上あるので、理想通りの色選びが可能です。乾けば水拭きができるため、お掃除も簡単。壁だけでなく家具や扉もペイントできます。

ペイントを上手に仕上げるコツは、塗らない部分や床をビニールとテープでしっかり覆って、はみ出したり垂れて汚したりしないようにしておくことです。これを「養生」と言い、養生さえしっかりやれば、半分は終わったようなもの!後は楽しく塗るだけです。

DIYを成功させるコツは、この事前準備をしっかりしておくことにあります。プロの塗装屋さんも事前準備に特に念を入れて行っています。

いきなり大きな面積から始めるのは大変ですから、まずはトイレや洗面所など小さな面積から始めると良いでしょう。他にも廊下の片側の壁だけ、子供部屋、寝室など、家族で一緒にペイントしてみてください。カッコよく決めるコツは、思い切った色選びをすることにあります。

DIYはやるのも楽しい、出来上がりも楽しい、そして我が家の居心地が更にアップと、良いことづくめのイベントになります。

木工もコツさえ掴めば仕上がりは上々!おしゃれな棚やストックボックスを作ろう

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すのこは扱いが楽なのでDIY初心者にぴったりの材料です。
素地のまま使うも良し、好きな色にペイントするも良し。
スキマから風を通すので、根菜類を保存するストックボックス作りにも向いています。

少し慣れたら木工のDIYにもチャレンジしてみましょう。木を使うDIYというとちょっと難しそうに感じますが、「すのこ」を使えばおしゃれな棚や家具が手軽に作れます。

すのこはホームセンターやネットでも入手しやすく、各種サイズも豊富で、軽く柔らかく加工がしやすいので、DIYで木工を始めたい人にぴったりです。

色々なサイズや形のすのこを組み合わせれば、初心者にはちょっとハードルが高い「のこぎり」を使わなくても本棚やマガジンラック、デスク周りの収納、キッチンのストックボックス、キャビネット、壁掛け収納のベースなども作れます。出来上がった物に、好きな色でペイントするのも良いですね。

準備するものは、木工用ネジ、ねじまわし、寸法を測るメジャー、水平や直角を調べる道具です。木工が少し上達したら、本格的に使う電動のこぎりや電動ドライバーなどを揃えましょう。

休日は家族でDIYを楽しもう!成功のコツは事前準備と作業スペースの確保

大工さんのお勧めは卓上型の丸のこ。安定性が良いので、一般の人がDIYで使いやすいそうです。
注意点は身体の正面で切らないこと、使用方法を守って安全に使いましょう。

電動工具があると、すのこだけでなく、様々な木材がラクにカットできるようになるので、DIYの範囲が大きく広がります。ちなみにプロの大工さんのお勧めは、「卓上型丸のこ」を作業台の上で使うこと。跳ねてケガをする危険が少なく安定性が良いので、きれいに素早く仕上がるそうです。

土間スペースがあれば作業がはかどる!自転車やベビーカー置き場にも

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DIYスペースとしてはもちろん、収納スペースや洗濯物干し場としても役立つソラリアテラス囲い。床はデッキにしたり土間にしたり、組み合わせも可能です。
(ソラリア/YKK AP)

DIY作業を快適に行うコツは専用の作業スペースを確保すること。室内で行おうとすると、ソファーやテーブルを動かしたり、木工作業のホコリ対策をしたりと準備が大変です。また作業中に、材料で壁や床を傷つけてしまうこともあります。また作業後の片付けも大変!照明器具や家具の中まで木くずが入り込むこともあります。

そんな時に便利に使えるのが土間スペースです。半分室内、半分屋外のような屋根と囲いがある土間スペースなら、木工のための作業台を置いてカットするのもラクにでき、ホコリが気になることもありません。作業が気持ちよくはかどります。

土間スペースは、作りかけの物を置いておいたり、ペイントした物を乾かしたり、材料置き場としても良いですね。室内を汚すことなく、雨の日でも安心して作業ができます。もちろん、DIY用の道具の収納場所としても向いています。普段は、自転車やベビーカー置き場としても役立ちます。

DIYを成功させるコツは、事前準備と作業スペースの確保にあり!Do It Yourselfで、更に居心地の良い素敵な我が家にしてくださいね。

 

著者プロフィール

休日は家族でDIYを楽しもう!成功のコツは事前準備と作業スペースの確保

Yuu(尾間紫)
一級建築士/インテリアプランナー/インテリアコーディネーター/マンションリフォームマネジャー

長年リフォーム業界の第一線で、数多くの住宅リフォームの相談、プラン設計、工事に携わってきた経験から、本当に価値あるリフォームについて皆さまにお話します。過去を繕うものではなく、未来の暮らしを創る「リライフのリフォーム」を提唱。実践的なリフォームのノウハウを、テレビや雑誌、新聞連載、講演などを通して発信中です。著書に『リフォームはこうしてやりなさい(ダイヤモンド社)』など。Webサイト「リフォームのホント・裏話」(http://www.ne.jp/asahi/net/rehome/)でリフォームの実践的なノウハウを公開中