どんな季節でも、暮らしを楽しむ自由なエリア、ウッドデッキ

寒くてなるべく外に出たくない冬。ですが、ウッドデッキは、そんな季節にも活躍するんです。例えば、室内ではためらわれるような床がよごれたり濡れたりする作業に最適なのはもちろん、室内からちょっと延長した場所として使えるのでとても便利です。そんな活用例をご紹介します。

室内で嫌われる趣味や作業を楽しむ

冬場は長時間窓を開けているわけにもいかず、強いニオイをともなったりホコリが舞ったりする趣味は、やりにくいですよね。そんな時こそ便利なのがウッドデッキです。風のない日だまりのデッキでは、楽しい時間を気兼ねなく過ごせます。

プラモデルやフィギュアの制作で世界観を極める

男性に限らず、最近では女性も小さな模型や人形に色を塗り、独自の世界を楽しむガンプラやフィギュアが人気です。その完成度の高さをインスタグラムなどのSNSで競うなど、共通の趣味を持つ仲間との情報交換が盛んに行われています。ただし、この趣味で、家族に嫌われるのが接着剤や塗料に含まれるシンナー臭です。最近は、低臭タイプのものも販売されていますが、空気中をただようニオイは防ぎようもありません。こうしたニオイをともなう接着剤や塗料を使う趣味に、ウッドデッキは最適です。屋外ですからニオイが充満することもありません。段ボールで塗装ブースをつくれば、エアブラシの塗装も可能になります。土ボコリが舞いやすい地面から離れているのもメリットです。

機器メンテナンスの簡易工房

様々な趣味の中には、使用する機器のメンテナンスといった作業が発生します。例えば、アウトドアキャンプが好きな人にはガスやケロシン、ホワイトガソリンを用いたランタン(照明)、ストーブ(調理機)をこよなく愛する人が多くいます。これらは、定期的に分解してタールやすすなどを取り除いて、正常な動作をさせるためのメンテナンスが必要です。この作業は、燃料や取り除いた汚れがあたりに付着し、ニオイも発生します。自分の部屋があっても、できれば部屋ではやりたくはない作業です。しかも、清掃を終えたら正常に点火するかをテストします。それを考えると、ウッドデッキという場所は作業に最適。使う時だけでなく、メンテナンスに没頭する時間も趣味のひとつというわけです。

寒い季節だからこそできる、昔ながらの食品づくりを楽しむ

干し柿、高野豆腐など、昔の人は寒く乾燥した気候を利用して、保存食づくりを行ってきました。気温が低いことで腐敗を防止し、湿度の低さはカビの発生を抑制するとともに水分を短時間で除去します。普段はキッチンで行う食材の加工ですが、散らかしや汚れを気にせずにウッドデッキでチャレンジしてみましょう。

うまみと栄養素がアップ〈切り干し大根〉

切り干し大根の煮つけは、ごはんやお酒にとても合い、手軽にできる昔ながらの庶民の味のひとつです。しかも干すことでさまざまな栄養素がアップします。カリウムは生の大根の14倍、さらにカルシウム、鉄分、ビタミンB1、B2の含有量も生の大根と比べてケタ違いに多く、食物繊維まで豊富といいます。大根は普通に売られているものでOK。自分好みの細さに切って、ウッドデッキの上に置いたザルに重ならないように広げて干します。あとはカラカラになるまで天日と寒風にさらすだけ。できあがったら湿気を吸わないように乾いたキッチンペーパーにくるみ、ビニール袋に入れて保存すれば、いつでも取り出してお料理できます。

店頭ではちょっと高価〈干し芋〉

表面に白い粉がふいて、見るからに美味しそうに売られているスーパーの干し芋。でも、機械化できないからか、袋詰めされた量の割に、ちょっと高価な気もします。だからこそ、手作りが最適。なぜなら、やはり簡単に作れ、保存もできるからです。さつま芋の種類は、甘くて美味しい「紅はるか」や「安納芋」が向いていると言われますが、スーパーや八百屋で購入できるさつま芋であれば、問題なくできるようです。作り方は、さつま芋は切らずに蒸します。そのため、あまり太いものよりもスマートな形状が良いようです。蒸しあがったら、5ミリぐらいの厚みに切りますが、大量製造の現場では、ピアノ線を等間隔に張ったところに蒸したさつま芋を押し付けてスライスします。ご家庭では、ゆで卵を薄く切るスライサーを上手に使う方法があります。薄く切れたら後は干すだけ。くずれないようにザルなどに並べて、ウッドデッキの上で乾燥させます。どのくらい乾燥させるかはお好み次第。乾燥させ過ぎると、歯が立たないくらいカチカチになりますのでご注意ください。

ウッドデッキは我が家の多目的エリア!

バーベキューや子供の遊び場など、様々な使い方ができるウッドデッキ。使い方にこれといって決まったものはなく、家族の志向に沿って便利に使えるスペースになります。窓外のバルコニーのように気軽に外に出られ、広さがあるので使い勝手が良いのが人気のポイント。季節を問わず、ウッドデッキはご家族それぞれの楽しみ方を実現してくれる多目的エリアです。