大切な愛車はなるべくキレイな状態を保ちたいものです。さらに、家族の安全のためにも、経年劣化はできるだけ防いでおきたい。車のキズや劣化は駐車スペースにも大きく左右されます。愛車を守るにはどのような方法が適しているのかみてみましょう。
屋外駐車は危険がいっぱい!
敷地面積に余裕がない場合など、専用のガレージを設けずに庭先の一角に駐車スペースを設けている家庭は多いでしょう。また、お子さんが成長して車の台数が増え、ガレージに入りきらない車をやむを得ず屋外駐車になっているというケースもあるかもしれません。
しかし、屋外駐車は、車が汚れるだけでなく、車の寿命を縮めてしまう要因にもなります。
たとえば、風によって運ばれた泥や砂埃にこすられることで、塗装に目に見えないほどの小さなキズがたくさんついてしまいます。
また、雨や雪には大量の化学物質が含まれています。これらは塗装を浮かしたり、サビの原因になったりします。
紫外線の影響も忘れてはいけません。車に長年乗っていると、塗装が色あせたりヘッドライトのレンズが曇ったりしてくることがありますが、ずっと紫外線にさらされている車は、ガレージの中に駐車している車に比べて、何倍も早くこの変化が表れてくるのです。
意外なところでは、小さな虫の死骸や鳥のフンなども、シミや凹凸など車のダメージの原因となります。
屋外駐車は事故につながることも!?
さらに、紫外線や風雨により、ゴムや樹脂系のパーツの劣化が進みやすくなります。
たとえば、ワイパーゴムがひび割れなどをおこしてうまく拭き取れなくなると、視界が悪くなり、安全な運転ができません。
同じくゴムでできているタイヤも、紫外線によって傷みが早くなります。タイやには劣化防止剤が含まれていますが、屋外駐車の場合、その効果が早く落ちてしまい、ひび割れにつながっていきます。
屋外駐車は、最悪の場合事故につながることもあるのです。
カーポート、ガレージ、カバーどれがいい?
では、車を風雨や紫外線から守るためには、どうすればよいのでしょう?
一番手軽なのはボディカバーをかけることですが、あまりおすすめしないという声も少なくありません。というのも、カバーを着脱するときや、風にあおられたときなどにカバーが車体に接触して、キズがついてしまうからです。また、カバー内部が蒸れた状態になり、変色や塗装浮きなどの要因になる可能性もあります。
紫外線や風雨を避けるためには、ガレージを設置するのが一番の方法ですが、スペースや景観の問題などでそれが叶わない場合もあるでしょう。
限られた敷地内で車に負担が少ない駐車スペースを考えるなら、カーポートを設置するという手もあります。メリットはなんといってもガレージに比べて比較的安価に、そして手軽に設置できることです。
ガレージ同様、雨の日に濡れずに乗り降りが可能なうえ、車を停めていない時間は、洗濯物干し場として利用したり、お子さんの遊び場などにすることもできますね。
圧迫感を感じないスッキリとしたデザインのカーポート
YKK APの「エルフージュ」シリーズは、飽きのこないすっきりとしたシンプルなデザインのカーポート。ポリカーボネートのフラットな屋根は圧迫感を感じにくく、住宅の外観や周囲とも調和します。風によって運ばれてくる泥や砂埃から車を守ってくれるほか、雪や風にも強いため、地域を問わず設置可能です。
壁付けタイプの「エフルージュ カグラン」は、敷地が狭い場合に特におすすめです。大型テラス屋根としても利用でき、屋内と屋外の移動もラクなので、車を停めていない時はお子さんやペットの遊び場にぴったりです。
その他、駐車台数や土地の形状に合わせたさまざまなタイプがあるので、自慢の愛車を大切に乗りたい方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?