モッコウバラでベランダやフェンスを彩りませんか?

せっかく広いベランダやお庭を持つなら、いろいろな花を咲かせてみたくなりませんか? 季節の野菜と一緒で、その季節にしか楽しめない色や香り、可憐な姿は、みんなの憧れです。では、4月から5月にかけてなら、どんな花がベランダやフェンスにピッタリでしょうか。おすすめしたいのは、モッコウバラです。

モッコウバラってどんな花?

住宅街を散歩していると、この季節特有の、甘い香りに気づいたことがあるかもしれません。白か黄色の小さな花をもこもことたくさんつけるモッコウバラが放つ、甘く可憐な香りです。

モッコウバラは、中国原産のつるバラ。見た目が可愛らしく素敵な香りを楽しめるだけでなく、枝にトゲがないので扱い易いのも嬉しいポイントです。一重と八重があり、雰囲気の違いを楽しめます。モッコウバラの素朴な雰囲気は、和洋どんな建物にもよく似合います。大きくなるとフェンス一面に広がって花をつけるので、見た目のゴージャスさには驚くほど。横に伸ばすことも、縦に伸ばすこともできるフレキシブルなつるバラなので、さまざまなスタイルのお家のベランダやフェンスで育てることができます。そんなモッコウバラに囲まれた暮らし、いかがでしょうか。

植える時期と場所

モッコウバラは鉢で売っている苗をそのまま育てるか、土に植え替えて育てます。ベランダの手すりで育てるなら鉢植えのままかプランターに植え替えて、お庭のフェンスならはじめから鉢を外し、地面に植え替えた方が大きく育ちます。10月から11月にかけてが、植えつけに適しています。

プランターに植え替えるときは、バラ用の培養土を使います。地面に植えるときには、植えつけの2週間ほど前に、土とバラ用の培養土を混ぜてなじませておくとよいでしょう。

ベランダの手すりの場合、つるを誘引するために鉢に支柱を立てます。お庭のフェンスの場合は、フェンスの端の方に植え、大きくなったときのためのスペースを充分にとります。

メンテナンスはどうする?

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら水をたっぷりとあげます。地面に植えた場合には、植えた直後以外は、水をあげる必要はありません。基本的にとても丈夫な花なので、自然の雨に任せておいて大丈夫です。

6月から7月上旬にかけて剪定します。春に花が咲き終わってから新芽がつく夏前までに剪定することで、次の年にもたくさんの花が咲きます。花の咲き終わった枝を半分くらいまで切り落としましょう。剪定した後、太い枝を選んでフェンスにからめて伸ばしていき、形を整えていきます。斜め上の方向や横向きに動きを出すようにすると、上手に広げることができます。

花が咲き終わったら、6月から9月上旬までにかけて、油かすや骨粉などの固形肥料、または緩効性の化成肥料を月に2回程度あげます。市販のバラ用肥料を与えてもよいでしょう。ただし、肥料をあげすぎたり、あげ続けすぎたりすると花をつけなくなるので注意が必要です。9月中旬以降は、肥料はあげないようにしましょう。

病気や害虫の被害にあいにくい強いバラですが、たまにアブラムシやハダニに寄生されることがあります。特にハダニは、葉が密生してムレやすくなると発生しやすくなります。適度に剪定して風通しをよくしてあげましょう。

ヨーロッパのようなバルコニーを楽しんでみては?

モッコウバラにぴったりなのは、ヨーロピアン調の可愛らしいバルコニー。つるバラを演出するのにちょうどよい手すりの幅です。

たとえば、「ロートアイアン」(鍛鉄)の独特の造形美をアルミ鋳物で表現した、「トラディシオン」シリーズはいかがでしょう?

また、「イーネット」のようなシンプルなフェンスをモッコウバラと組み合わせてゴージャスに変身させてみるのも素敵ですね。