我が家のバルコニー、しっかり活用できていますか? 天気の良い日は気持ちいいかもしれませんが、長く過ごすには日差しが強すぎたり、洗濯物を干してもお天気が心配でストレスになったり。バルコニーに「屋根」があれば、強い日差しや雨を気にせず、ちょっとしたカフェスペースとしてくつろいだり、洗濯物も干しっぱなしにできます。そんなバルコニーの屋根は「後付け」可能です。本記事では、バルコニーに屋根を後付けするメリットから、失敗しないための選び方、設置の注意点まで、YKK APの人気商品なども参考にしながら、分かりやすく解説していきます。
目次
バルコニーに屋根があるとこんなに快適!4つのメリット
最初に、バルコニーに屋根を付けると暮らしがどう変わるのか、具体的なメリットを見ていきましょう。
天気を気にしなくていい「最強の洗濯物干し場」
一番のメリットはなんといっても、急な雨を心配する必要がなくなり、外出中や共働きのご家庭でも安心して洗濯物を干しておけることです。梅雨の時期はもちろん、花粉や黄砂が気になるときも、屋根がガードしてくれるので大助かり。
夏の日差しをカット。室内も涼しく、省エネ効果
バルコニーに屋根がかかることで、夏の強い日差しが窓から直接入り込むのを防いでくれます。室内の温度上昇が抑えられてエアコンの効きが良くなり、電気代の節約にもつながります。
大切なお家と家具を「日焼け」から守る
強い紫外線は、室内の床やカーテン、大切な家具の色あせ(日焼け)の原因になります。屋根が紫外線を遮ってくれることで、お家の大事なインテリアを長くきれいに保つことができます。
雨風を防ぎ、バルコニー空間が長持ち
屋根が、直接の雨風からバルコニーの床や外壁を守ってくれます。汚れが付きにくくなるのはもちろん、防水層の劣化を防ぐことにもつながり、バルコニー自体のメンテナンスの手間や費用を減らす効果も期待できます。
我が家のバルコニーに合う、後付け屋根の選び方
後付け屋根といっても、実はいろいろな種類があります。どこに注目して選べば良いか、3つのポイントに絞ってご紹介しましょう。
ポイント1:設置タイプで選ぶ
バルコニーへの屋根の取り付け方には、大きく分けて2つのタイプがあります。
<壁付けタイプ(テラス屋根)>

YKK AP「ソラリア」テラス屋根
最も一般的で、お家の外壁に直接屋根を固定する方法です。見た目がスッキリしていて、多くの住宅で採用されています。YKK APの「ソラリア」シリーズの「テラス屋根」は、まさにこのタイプの代表格。施工実績も豊富で、安心して選べる定番商品です。
<独立タイプ(独立納まり)>

YKK AP「ソラリア」テラス屋根
「外壁に穴を開けるのはちょっと…」「壁の材質的に固定が難しいかも…」という場合におすすめなのがこのタイプ。外壁を使わずに、柱だけで屋根を自立させます。「ソラリア」はお家と屋根の間にすき間カバーを取り付けることで、雨の吹き込みもしっかり防げます。
ポイント2:屋根の「形状」で選ぶ

「ソラリア」前枠デザイン
屋根の先端の形(デザイン)によって、バルコニーの印象や機能性が少し変わります。
<アール型>
屋根の先端がゆるやかなカーブを描いているタイプです。優しい雰囲気で、どんな住宅デザインにもなじみやすいのが特徴。雨風を左右に逃しやすいというメリットもあります。
<フラット型>
屋根の先端がまっすぐな、直線的なデザインです。シャープでモダンな印象を与えたい場合にぴったり。屋根下の空間を広く使えるので、圧迫感が少ないのも魅力です。
上述の「ソラリア」は、アール型・フラット型のどちらもありますので、お家の外観や好みに合わせて選べます。
ポイント3:屋根材の「素材と機能」で選ぶ

「ソラリア」屋根材カラーラインアップ一覧
屋根の透明な部分(屋根ふき材)は、ほとんどが「ポリカーボネート」という素材です。アクリルの20倍以上の耐衝撃性を持ち、割れにくく、もちろん有害な紫外線はほぼ100%カットしてくれます。さらに太陽熱を遮断する「熱線遮断ポリカーボネート」を用いた屋根もあります。
明るさの透過率、熱線のカット率はどんな色を選ぶかによっても異なります。明るくしたい場合は、クリアマットなどの標準タイプを選べば、光をしっかり通し、バルコニーを明るく保ちます。「夏場をとにかく涼しくしたい!」という方には、アースブルー、トーメイマットなど熱線遮断タイプがおすすめ。日差しによる熱線をカットし、屋根下の温度上昇をしっかり抑えてくれます。
「ソラリア」はこれらのバリエーションも豊富なので、「明るさは欲しいけど、熱はカットしたい」といった細かな要望にも応えてくれます。
バルコニーへの後付け工事で失敗しないための注意点
「屋根を付けよう!」と決めましたら、設置工事の前に必ず確認しておきたい大切なポイントがあります。
【最重要】外壁の下地と強度の確認
壁付けタイプの屋根の場合は、外壁の”どこに”固定するかということが重要です。柱や梁など、建物の構造上じゅうぶんな強度がある場所(下地)にしっかり固定しなければ、台風などで屋根が飛ばされたり、最悪の場合、外壁ごと破損したりする危険も。素人では判断できないので、必ず経験豊富なエクステリア専門の施工店に現地調査をしてもらいましょう。
サイズと高さは適切か?
屋根が低すぎると圧迫感を与えますし、窓やシャッターボックス、エアコンの室外機などに干渉してしまうことも。また、屋根が大きすぎると、お家全体のバランスが悪く見えたり、お隣さんへの圧迫感になったりすることも考えられます。施工に詳しいエクステリア専門店と相談しながら、最適なサイズ、高さを決めましょう。
法律や規約はクリアしているか?
バルコニーに屋根を後付けすることで、建物の「建築面積」が増える場合があります(※柱の有無や地域ルールによります)。場合によっては建築確認申請が必要になるケースもありますので、建ぺい率などの法律に抵触しないかチェックしてください。また、マンションの場合は、管理規約でバルコニーのリフォームが禁止・制限されていることがほとんどです。必ず事前に確認しましょう。
防水処理は万全か?
壁と屋根の接合部分の防水処理(シーリング)は、バルコニー屋根工事のキモです。ここが不十分だと、わずかな隙間から雨水が浸入し、雨漏りの原因になってしまいます。施工実績が豊富な、信頼できる業者に依頼することが何より大切です。
屋根ひとつで、バルコニーはもっと「使える」空間になる
「ただの物干し場」だったバルコニーも、屋根を後付けするだけで、雨や日差しを気にせず多目的に使える「快適空間」へと生まれ変わります。
バルコニー屋根の後付けは、お家の快適さを格段にアップさせてくれる、とても費用対効果の高いリフォームです。ただし、安全性に関わる工事でもあるため、信頼できるエクステリア専門の施工店としっかり相談しながら、あなたの暮らしにピッタリの屋根を見つけてくださいね。












