庭やテラスにウッドデッキを設置したのに、ほとんど庭に出ていない、居心地が悪いという声は少なくありません。その大きな原因となっているのが外部からの視線。庭やテラスを憩いの場にするなら、目隠しは必須です。今回は目隠しとして取り入れやすい、住まいの魅力を最大限に引き立てる、上質で美しいデザインでトータルコーディネートできるおすすめフェンス「ルシアスシリーズ」をご紹介しましょう。
庭やテラスの居心地が悪い!?憩いの場にするなら目隠しは必須
大人気のエクステリアのアイテムと言えばウッドデッキ。ただ眺めるだけだった庭が、お茶を飲んだり、バーベキューを楽しんだり、アウトドアリビングとして使えるようになるので、毎日の暮らしがもっと楽しくなります。
でも、そこで聞こえてきたのが、せっかくウッドデッキを設置したのに、なんとなく居心地が悪いのであまり使っていないという声。その大きな原因のひとつが外部からの視線です。
家の中で安心して過ごせるのは、外からの視線を気にすることなく過ごせるから。道路に面している庭や家が密集している地域では、通行人の視線が気になったり、ご近所の家の窓から見られているような気がしたり。そんな状態では落ち着いてくつろげず、だんだんと庭に出なくなってしまうのです。
ウッドデッキ設置後に、後から目隠しフェンスの取り付けを希望する人も少なくありません。庭やテラスを憩いの場にするためには、視線対策が必須です。今回は、目隠しとして取り入れやすい、おすすめフェンスをご紹介しましょう。
目隠しに取り入れやすいおすすめフェンス、「ルシアス」シリーズ
目隠しに取り入れやすいおすすめのフェンスは、「ルシアス」シリーズです。「ルシアス」はグッドデザイン賞を受賞した、外構や家の外観デザインをトータルで美しくコーディネートできるエクステリアの商品シリーズ。
豊富なデザインやカラー、形状の製品が揃っているので、わが家の状況に合ったフェンスを選びやすくなっています。
リウッドデッキとコーディネートしやすい「デッキフェンス」
ウッドデッキは家の外観デザインの要にもなり、室内からもよく見えます。目隠しフェンスを取り付けるなら、色やデザイン、そして耐久性にもこだわりましょう。
上の写真は、ホワイトブラウン色の「リウッドデッキ」に、ハニーチェリー色の「ルシアス デッキフェンス」と背の高い「ルシアス ハイパーテーション」を取り付けた様子です。
「リウッドデッキ」は人気のカラーが5色揃っていて、木粉と樹脂を主原料とした再生木で作られているので再塗装は不要。美しい色が長持ちします。そんな「リウッドデッキ」には、やはりお手入れが楽で美しいフェンスをコーディネートしたいもの。
「ルシアス デッキフェンス」や「ルシアス ハイパーテーション」は、「リウッドデッキ」に直接固定をすることができ、高耐久なアルミ製なので「リウッドデッキ」と同じく再塗装は不要。長く安心して使うことができます。
また色やデザインが豊富に揃っていて、カラーバリエーションは、モダンなアルミ色のプラチナステン、カームブラック、美しい木目を再現したナチュラルなハニーチェリー、キャラメルチーク、重厚感のあるショコラウォールナット、和モダンにもよく似合う桑炭の6色。
わが家のデザインに合わせてコーディネートを楽しみましょう。
視線が気になる部分には「ハイパーテーション」を使う
上手に目隠しをするコツは、視線が気になる部分はしっかり目隠し、それほど気にならない部分は開放的なつくりにするといったように、メリハリをつけてフェンスを取り付けることです。
目隠しフェンスを選ぶ際には、どこからどんな風に見えるのかをチェックすることが大切。まずは家の周囲をゆっくりと歩き、どの程度見えるのかを確認してみましょう。
通行量が多い道路に面しているなら、人の頭の高さを超える2m程度あると安心感があります。それほど視線を気にしないでいいなら1m~1.5mが標準的。
「ルシアス デッキフェンス」には、背の高い「ハイパーテーション」もあるので、遮りたい部分だけ高さを出して目隠しをすることができます。
フェンスのデザインによっても見え方は変わる
フェンスは、桟のデザインやスキマのサイズによって、目隠しの効果が変わります。しっかりと目隠しをしたいならスキマの小さなタイプを選んで。スキマの幅が15㎜以下なら、目隠し効果がかなり高くなります。
こちらは2024年6月発売の「ルシアス フェンス」YS1H型。カラーは6色展開で、モダンからナチュラル、シック、エレガント、和モダンなど様々な外観デザインにコーディネートしやすいラインナップになっています。
フェンスのスキマがある程度あっても、植栽と重ね合わせてレイアウトすれば、目隠し効果はアップ。明るく風通しのいいフェンスと植物との組み合わせは、緑の間を抜けて入ってくるそよ風が気持ちよく、さりげなく視線を遮りながらも解放感のある心地よい庭になります。
もっとしっかりと目隠しをしたいなら、目隠しに特化したフェンスを選ぶ手も。おすすめは「ルシアス スクリーンフェンス」です。
下の写真は、「ルシアス スクリーンフェンス」の新デザインで、フェンスの桟の形状をひし形にすることで目隠し率100%を達成しつつ、スキマから風を適度に取り入れることができるようになっています。
「ルシアス スクリーンフェンス」は、高尺の目隠しフェンスで、カラーもデザインも豊富に揃っているので、わが家をおしゃれに演出しつつ、外部からの視線をしっかりと遮ってくれます。
「ルシアス」シリーズには、今回ご紹介した「デッキフェンス」、「ハイパーテーション」、「フェンス」、「スクリーンフェンス」の他にも、カーポート、アップゲート、門扉、スライドドア、機能門柱、宅配ボックス、ポスト、ウォール、サインポール、バルコニー、手すり、ひさし、日よけ、フラワーボックスなど、住まいの魅力を最大限に引き立てる多彩な商品が揃っています。
家のアプローチ空間や外構、庭をトータルにデザインできる「ルシアス」シリーズを上手に組み合わせて、おしゃれで居心地のいい庭やテラスづくりをしてみてくださいね。
著者プロフィール
Yuu(尾間紫)
一級建築士/インテリアプランナー/インテリアコーディネーター/マンションリフォームマネジャー
長年リフォーム業界の第一線で、数多くの住宅リフォームの相談、プラン設計、工事に携わってきた経験から、本当に価値あるリフォームについて皆さまにお話します。過去を繕うものではなく、未来の暮らしを創る「リライフのリフォーム」を提唱。実践的なリフォームのノウハウを、テレビや雑誌、新聞連載、講演などを通して発信中です。著書に『リフォームはこうしてやりなさい(ダイヤモンド社)』など。Webサイト「リフォームのホント・裏話」(http://www.ne.jp/asahi/net/rehome/)でリフォームの実践的なノウハウを公開中