ウッドデッキがあると、部屋がひとつ増えたみたい。庭でのんびり過ごせそう。子供が遊ぶのに良さそう。ピクニックをお家で楽しめる。休日の夕涼みや、夜のリラックス時間を過ごしたら気持ち良いだろうな。ウッドデッキというと、いろんな素敵なイメージが浮かびます。
でも、それは「広い庭があるから楽しめるもの」だと決めつけていませんか?庭と呼べるスペースが無くても、リビングダイニングが1階に無くても、デッキのある暮らしを楽しむ方法はあるのです!
目次
1.ウッドデッキ空間を生み出す3つの方法
都会の住宅に多い、庭が小さくリビングダイニングが2階にある家。そんな限られた場所にウッドデッキ空間を作る方法を3つご紹介します。
手軽にウッドデッキ空間を作る
一番手軽にウッドデッキを作るには、今あるベランダ空間を活用します。洗濯物干場や室外機置き場にしていて特に活用空間として認識されていないことも多いベランダが生まれ変わります。
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リフォームで広々ウッドデッキ
今あるバルコニーをリフォームして大きくする方法もあります。1階が駐車場になっているなら、車の屋根も兼ねてくれるから一石二鳥。おうち時間の楽しみが何倍にも増えそうです。
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プライバシーを確保した部屋のようなウッドデッキ
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住宅地の中では周りの視線が気になる、それは1階の庭であっても2階の庭であっても同じ。視線を気にせずリラックスできる2階ウッドデッキ空間は、環境に合わせて目隠しを設けることで実現します。部屋がひとつ増える感覚を十分に味わうことができます。
この3つのウッドデッキ空間を実現する方法を詳しくみていきましょう。
2.今あるベランダをウッドデッキリビングに
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YKK APバルコニー用「リウッドデッキ」
ベランダ床にウッドデッキを敷くだけで、殺風景なベランダの雰囲気が大きく変わります。住空間の中で床の仕上げが与える印象は、とても大きい。ホームセンターなどで調達できる30センチ角のパネルタイプを並べるだけでも効果はありますが、部屋のように感じられて部屋のように使える空間にしたいなら、ウッドデッキの素材をそのまま利用するタイプがおすすめです。
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Before
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After YKK APバルコニー用「リウッドデッキ」
ウッドデッキの素材をそのまま利用するタイプは、現状のベランダ床の上にアルミの根太を置き、高さを調整してデッキ材を並べていくので、ガタつきもなく美しく仕上がる。水勾配があり少し斜めになっているベランダ床を、水平で安心感のある場所にすることができます。
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YKK APバルコニー用[「リウッドデッキ」
3.バルコニーをリフォームして駐車場の上も有効活用
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YKK AP「ルシアス」バルコニー
今のバルコニーより、もっと広い空間が欲しい。そんな時はベランダのリフォームがおすすめです。今のバルコニーを撤去して新しいバルコニーに変えるなら、サイズも仕上げも思い通り。住まいのイメージをリニューアルすることにもつながりそうです。
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YKK AP「ルシアス」バルコニー
そして駐車スペースの上に設けたなら、車のための屋根の役割も。雨の日にガレージで作業することもできそうです。車を移動させればバルコニーが日陰を作ってくれるので、夏も過ごしやすいテラス的空間になる。ガレージの使いみちが大きく広がります。
4.大型バルコニーで憩いのウッドデッキ空間に
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YKK AP「エアキューブ」
しっかりした構造で、大空間のバルコニーが可能なタイプ。もちろん駐車スペースの屋根を兼ねることもできます。
住宅地では周囲を家に囲まれているので、2階であっても周りからの視線が気になります。一般的なバルコニーの手すりは1.2メートル程度なので、プライバシーを確保することはできませんが、背の高い目隠しを設けることで室内と変わらず安心して過ごすことができるようになります。
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YKK AP「エアキューブ」
上部に梁を設けると、日除け用のオーニングを取り付けたり日没後も過ごしやすいように照明を埋め込んだりと、部屋のような空間に作り込んでいくことが可能。贅沢な空間になりますね。
5.2階ウッドデッキにおすすめの素材
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YKK AP 再生木使用の「リウッドデッキ」
2階のウッドデッキも1階のウッドデッキと同様に天然木材で作ることができます。1階と比べると湿度の低い環境なので木材の経年劣化もゆっくりです。しかし何といっても地面から3メートルほど高い場所なので、万が一でも腐食して危険な状態になる可能性は無くしておきたいところ。
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YKKAP 再生木使用の「リウッドデッキ」
そう考えると、ウッドデッキの素材は天然木より腐食の心配のない樹脂系がおすすめです。いかにも樹脂というものではなく樹脂と木を混合した、天然木に近い質感を持ったものを選びたいですね。変色しにくく腐りにくい、さらにささくれが無いもの安心できる要素のひとつです。
人工木の合成樹脂と木粉の複合については、各メーカーによって種類や割合に違いがありますが、YKK APのリウッドデッキ(再生木)は、木粉とプラスチック(ポリプロピレン)を重量比で50%ずつ配合しています。そのため天然木の風合いを持ちながら、天然木と比べ強度の低下や変色が少ないのが特徴。つまり、天然木と人工木の良いところをどちらも持ち合わせています。
都会の住まいでは広い庭を確保すことが難しいです。そんな環境でもウッドデッキのある暮らしを実現する方法をご紹介しました。空間を有効活用して気持ちの良いウッドデッキの屋外空間がある毎日を手に入れてください!
YKK APのリウッド(再生木)を使用した安心・長持ちのデッキ材の詳しいことを知りたい。
著者プロフィール
![狭い庭でもウッドデッキを楽しめる、カーポートバルコニーという救世主。 狭い庭でもウッドデッキを楽しめる、カーポートバルコニーという救世主。](https://uchi-soto-style.com/wp-content/uploads/2019/03/gokansha-150x150.jpg)
冨田ちなみ Gokansha(ゴカンシャ)
個人住宅の庭・外構や店舗のエントランスガーデンなど、あなたのライフスタイルに調和する外空間のデザインするGokansha(ゴカンシャ)代表。二級建築士、インテリアコーディネーター、二級造園施工管理技士、福祉住環境コーディネーター、園芸療法リーダー二級、ハーブコーディネーターなど様々な資格を持ち、建築士でもあるため住宅目線・エクステリア目線・ガーデン目線、それぞれの記事を発信いたします。E&Gアカデミー講師。